伊方発電所の雑固体焼却設備は停止中のところ、本日、1時6分に焼却炉排気筒じんあいモニタの不調を示す信号が発信しました。
調査の結果、当該モニタ検出部のじんあい捕集用ろ紙がずれたため、ろ紙切れ検知センサーが動作したものと判明しました。その後、当該ろ紙を取り替えて、正常に動作することを確認し、11時10分、通常状態に復旧しております。
また、雑固体焼却設備は停止中であり、排気筒からのガス放出等はないことから、放射能による周辺環境への影響はありません。
今後、引き続き詳細調査いたします。
(参考)
雑固体焼却設備は、管理区域の作業で発生する可燃性ごみを焼却する設備。また、焼却炉排気筒じんあいモニタは、雑固体焼却炉の排気筒中におけるじんあい状の放射性物質の濃度を測定する計測器。
以上
(添付資料) 伊方発電所 雑固体焼却設備排気筒モニタ系統概要図
伊方発電所 雑固体焼却設備排気筒モニタ系統概要図
(印刷用) 伊方発電所 雑固体焼却設備排気筒モニタ系統概要図 (PDF-19KB)