平成24年03月21日
四国電力株式会社

伊方発電所3号機 セメント固化装置の不具合について

 定期検査中の伊方発電所3号機(加圧水型、定格電気出力89万キロワット)において、本日13時49分、点検後の確認運転中にセメント固化装置の異常を示す信号が発信し、同装置の脱水機が自動停止しました。
  その後、当該脱水機を点検したところ、14時37分に手動によっても回転できない状態であることを確認しました。

  今後、引き続き、詳細を調査いたします。

  本事象による環境への放射能の影響はありません。

 

(参考)

  ○セメント固化装置脱水機

      セメント固化装置は、洗濯排水や機器点検時の排水等、管理区域内で発生した液体廃棄物を濃縮し、混練機でセメントと混ぜ、ドラム缶に詰めて固化する設備。
 脱水機は、混練機で混ぜる前に液体廃棄物を液体成分と固体成分に分ける設備で、固体成分はそのまま、液体成分は減容のため更に濃縮器で濃縮し、混練機へ送られる。

 以上

 (添付資料) セメント固化装置脱水機まわり概略図


(添付資料)

セメント固化装置脱水機まわり概略図

セメント固化装置脱水機まわり概略図

 PDFマーク(印刷用)セメント固化装置脱水機まわり概略図 (PDF-40KB)

 

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