<需要の概要>
平成24年2月分の販売電力量は、25億5百万キロワット時、前年比100.4%(※うるう年の影響を補正すると99.2%)となった。
〔需要の内訳〕
- 家庭用などの「電灯」は、2月分の検針期間に含まれる1月中下旬の気温が高めに推移したことによる暖房需要の減や、東日本大震災以降の全国的な節電意識の高まりなどから、前年比96.4%となった。
- 事務所ビル・大型商店などの「業務用電力」は、節電の影響はあったものの、2月の気温が前年に比べ低めに推移したことによる暖房需要の増などから、前年比107.1%(うるう年の影響を補正すると103.4%)となった。
- 産業用の「大口電力」は、繊維や紙・パルプなどが前年を下回ったが、鉄鋼や機械などが前年を上回り、前年比101.7%(うるう年の影響を補正すると98.2%)となった。
※ うるう年の影響について
・特定規模需要は、2月29日が2月分の検針期間に含まれるため、昨年より1日分多くなり、この影響が含まれている。 ・電灯などの特定規模需要以外の需要は、2月分検針期間が1月の検針日から2月の検針日の前日までであるため、2月29日は3月分に含まれることとなり、2月分への影響はない。 |
<供給の概要>
- 原子力は、伊方発電所が全号機停止していることから、前年比0.0%となった。
- 水力は、豊水であったため、前年比214.0%となった。
- 火力は、原子力の減少などにより、前年比162.2%となった。
各県別の詳細については四国の電力需給状況をご覧下さい |