<需要の概要>
平成24年3月分の販売電力量は、24億78百万キロワット時、前年比101.8%(※うるう年の影響を補正すると100.3%)となった。
〔需要の内訳〕
- 家庭用などの「電灯」は、東日本大震災以降継続している節電の影響があったものの、3月分の検針期間に含まれる2月の厳冬による暖房需要増の影響が大きく、前年比110.0%(うるう補正後106.3%)となった。
- 事務所ビル・大型商店などの「業務用電力」は、3月の気温が前年に比べ高めに推移したことによる暖房需要の減や節電の影響などから、前年比97.8%となった。
- 産業用の「大口電力」は、機械を除く主要業種の全てが前年を下回り、前年比94.5%となった。
※ うるう年の影響について
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・電灯などの特定規模需要以外の需要は、2月29日が3月分の検針期間に含まれるため、昨年より1日分多くなり、この影響が含まれている。 ・特定規模需要は、2月29日が2月分の検針期間に含まれるため、3月分への影響はない。 |
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<供給の概要>
- 原子力は、伊方発電所が全号機停止していることから、前年比0.0%となった。
- 水力は、豊水であったため、前年比201.5%となった。
- 火力は、原子力の減少などにより、前年比145.4%となった。
各県別の詳細については四国の電力需給状況をご覧下さい |