定期検査中の伊方発電所3号機(加圧水型、定格電気出力89万キロワット)において、7月13日10時34分、運転中の格納容器再循環ファン3Aの振動が高いことを示す信号が発信しました。
このため、格納容器再循環ファン3Bを起動し、格納容器再循環ファン3Aを停止しました。
その後、振動値を確認するため、再度、格納容器再循環ファン3Aを起動したところ、振動値が通常に比べて高いことを確認しました。
(7月13日お知らせ済み)
その後、格納容器再循環ファン3Aのケーシングと台板の合わせ面の手入れを実施し、その後の確認運転の結果、当該ファンの振動値が低下し、継続して低い値で安定していることから、本日9時50分、通常状態に復旧しました。
今後、引き続き、詳細調査いたします。
(参考)
○格納容器再循環ファン
格納容器内の空気を循環させるためのファンで格納容器内に4台設置しており、そのうち定期検査中は2台、プラント運転中は3台運転としています。
以上
(添付資料) 伊方発電所3号機 格納容器再循環ファン概略図
伊方発電所3号機 格納容器再循環ファン概略図
(印刷用)伊方発電所3号機 格納容器再循環ファン概略図 (PDF-71KB)