当社では、伊方発電所の再稼働の見通しが立たない中、今冬の需給見通しと対策について、種々検討を進めてまいりましたが、このたび国の審議結果等を経て、最終的な内容が固まりましたので、お知らせいたします。
今冬の需給見通しについては、需要面で今夏の実績を踏まえ、定着した節電効果の増加を見込む※とともに、供給面でも昨冬は停止していた坂出1号機が運転できること等による積み増しや火力の定期検査の繰延べを行うことなどにより、仮に厳寒となった場合でも安定供給に必要な予備率を確保できる見通しとなっております。
(※定着した節電効果を▲5.2%(平成22年度比)と評価し、これを目安に織込んだ)
このため、数値目標を掲げての節電のお願いはいたしませんが、伊方発電所全号機が停止する中、依然として当社の需給状況が厳しいことに変わりはないことから、引き続き、お客さまには効率的な電気のご使用や無理のない範囲での節電をお願いさせていただきたいと存じます。
お客さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
当社としては、今後ともトラブルの未然防止に努め、電力の安定供給に万全を期すとともに、伊方発電所の早期再稼働に向け、全力を尽くしてまいります。
以上
1.今冬の需給見通し(2月)
<参考>火力発電所の補修計画
2.需要面での対策(節電のお願い)
具体的な数値目標を掲げた節電のお願いはいたしませんが、四国域内の全てのお客さまに対し、12月から3月までの間、電気の効率的なご使用や、日常生活・産業活動に支障のない範囲での節電にご協力いただけるようお願いしてまいります。
<お客さまにお願いする節電対策の例>
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・ウォームビズの導入・強化による空調設定温度の引下げ(20℃以下) |
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<需給状況に関する情報提供>
お客さまの節電・効率的な電気のご使用にお役立ていただくため、節電期間に合わせて、「でんき予報」を当社ホームページに掲載し、需給状況の情報提供に努めてまいります。
以上
<参考>今冬の需給バランス見通し(10月12日発表値から変更ありません)