1.実施状況
・期間 |
平成24年9月12日(水)~10月12日(金)[31日間] |
・訪問戸数 |
27,994戸(在宅率:約52%、男女比:男33%・女67%) |
(内訳)
地域 |
状況 |
戸数 |
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伊方町 |
旧伊方町、旧瀬戸町、旧三崎町 |
9/12~9/23 |
4,874戸 |
八幡浜市 |
旧保内町、旧八幡浜市 |
9/14~10/12 |
15,584戸 |
大洲市 |
旧大洲市(一部)、旧長浜町(一部) |
10/2~10/11 |
2,794戸 |
西予市 |
旧宇和町(一部)、旧三瓶町 |
10/2~10/11 |
4,742戸 |
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27,994戸 |
・当社からの訪問者数 650名(のべ1,286人日、従業員が2人1組で訪問)
2.お客さまの反応
○ 厳しいご意見の方は、4%と昨年(5%)とほぼ同程度であった。
○ 昨年に比べ、安全性への懸念などについて積極的にご意見を発言される方が少なくなっている(今年:約2,900件、昨年:約5,500件)。このため、ご意見の総数としても2割程度少なくなっており(今年:約8,500件、昨年:約11,000件)、発電所から遠くなるにつれてこの傾向が見られる。
この要因としては、事故から一年半が経過したことや、昨年2回の訪問対話活動を実施したことなどによるものと思われる。
このように、ご意見を発言されない方が増えているため、相対的に「一定の理解」として集約される割合が少なくなっている。
○ 伊方発電所の全3台が停止してから半年以上が経過したことにより、発電所に比較的近い地域においては、地元雇用・経済への影響に対する不安や、原子力の必要性などについてのご意見が増えてきた。
(図1、図2、表1)
今回の訪問対話活動では、昨年に比べ、関心が少し変化している状況が認められました。 |
以上
[図1]原子力発電に対する評価
平成24年秋季訪問対話活動
平成23年秋季訪問対話活動
平成23年春季訪問対話活動
(注)当社対応者の主観による結果です。
(凡例) |
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厳しい |
: 原発は不要、廃炉にすべきなど、明確に原子力に反対をされている場合 |
[図2]お客さまからのご意見(原子力関係)
※ 一人の方が複数のご意見を発言された場合あり
[表1]お客さまからのご意見を抜粋(厳しいご意見を中心に記載)
・原発がなくても今夏は乗り切れた。原発は不要。 ・即刻停止。使用済燃料の処分をどうするのか。六ヶ所も満杯になる。 ・事故時の放射能が怖い。廃炉にしてほしい。 ・四電の安全対策は理解したが、想定外のことを考えると不安。 ・事故が発生した場合、農作物の風評被害に対する補償はどうなるのか。 ・避難について行政任せにせず、四電が主体的に取り組んでほしい。 ・原子力は不要。再生可能エネルギーの開発に力を入れてほしい。 ・伊方停止を理由に今後の料金値上げは納得できない。先に身を削るべき。 ・3号機は動かして良いと思うが、1、2号機は経年劣化が心配。 ・昨年も聞いた。難しいことを言われてもわからない。 ・福島の事故をみると不安だが、発電所があるから仕方ない。安全には気をつけてほしい。 ・電気料金の値上げは困る。3号機を早く立ち上げてほしい。 ・再稼働を期待している。地域経済のためにも必要。 など |