定期検査中の伊方発電所2号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)において、本日、7時24分に格納容器じんあいモニタの不調を示す信号が発信しました。
現場調査の結果、格納容器じんあいモニタ(2R-11)および格納容器ガスモニタ(2R-12)用の真空ポンプが停止していることが確認されました。
また、当該モニタのサンプリング配管を点検した結果、ドレン排出口等より水の排出を確認しました(約1200cc)。
排出された水を分析した結果、放射能濃度は十分低いことを確認しました。
今後、引き続き、当該モニタ等の詳細調査を行います。
なお、当該モニタの調査中における格納容器内の監視については、格納容器内のエリアモニタにより監視可能であるため、問題はありません。また、環境への放射能の影響はありません。
(参考)
- 格納容器じんあい・ガスモニタは、格納容器内での放射性物質の漏えいを検知することを目的に、格納容器内の空気中のじんあい状およびガス状の放射性物質の濃度を測定して監視する設備で、各1台設置している。
以上
(添付資料) 伊方発電所2号機 格納容器じんあい・ガスモニタ概略系統図
(印刷用)伊方発電所2号機 格納容器じんあい・ガスモニタ概略系統図 (PDF-41KB)