平成25年03月15日
四国電力株式会社

伊方発電所の更なる安全性・信頼性向上に向けた取り組み状況について

 当社では、福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、震災直後から、国の指示に基づく「緊急安全対策」や「シビアアクシデント対策」はもとより、外部電源の多様化等、当社独自の対策にも積極的に取り組むなど、伊方発電所の安全性・信頼性向上に努めてまいりました。

 これらの安全対策により、伊方発電所においては、全交流電源が喪失した場合においても、低温停止状態まで冷却することが可能となっており、仮に福島と同じように想定を超える地震や津波が来襲したとしても、深刻な事態に至ることはないことを確認しております。

 もとより、当社はこれに留まることなく、更なる安全性・信頼性の向上に向け、不断に取り組むこととしており、その一環として、昨年11月に公表したとおり、伊方3号機について、平成27年度までに恒設非常用発電機やフィルタ付ベント設備を設置するなどの追加対策も講じることとしております。

 こうした中、先般、原子力規制委員会から新安全基準の骨子案が公表され、現在、議論が進められておりますが、当社では、その内容を踏まえた対策についても、可能な限り先取りして対応していくこととしており、伊方3号機について、本年6月末までに、原子炉冷却や格納容器破損防止対策など、更なる追加対策を実施することといたしました。(昨日発表済み)

 当社としては、引き続き、情報収集に努め、新たな知見が得られた場合には、迅速かつ的確に対策を講じるとともに、こうした取り組みについて、地域の皆さまに丁寧にご説明し、ご理解をいただくことにより、一日も早い伊方3号機の再稼働を目指して参りたいと考えております。

以上

 

別紙:伊方発電所の更なる安全性・信頼性向上に対する取り組みについて(3号機) PDFマーク (PDF-21KB)

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