当社は、本日、国の指示※に基づき、原子力の再稼働がないとした場合の現時点における今夏の需給見通しについて、経済産業大臣に提出いたしましたのでお知らせいたします。
当社では、夏場の電力需要がピークを迎える時期までに、伊方3号機を再稼働できるよう、全力で取り組んでいるところですが、仮に、今夏に再稼働ができない場合でも、需要面で節電の定着効果が見込めることに加え、供給面では、火力等で追加対策を実施することなどにより、猛暑となった場合でも、供給予備率5%程度以上を確保できる見通しであります。
このため、現時点では、当社管内において、昨夏のような数値目標を掲げた節電要請や計画停電の準備といった、厳しい節電をお願いする可能性は低いと考えておりますが、最終的には、国の電力需給検証小委員会での検証結果等を踏まえた上で、判断することとしており、内容が纏まり次第、改めてお知らせさせていただきます。
当社としては、今夏の電力の安定供給に万全を期すためにも、地元の皆さまのご理解を得て、一日も早く伊方3号機を再稼働できるよう、引き続き全力を尽くしてまいります。
以上
※ 国の指示:電気事業法第106条第3項の規定に基づく報告徴収
「2013年度夏季の電力の供給力及び需要の見通しについて(報告徴収)」(4月5日付)
(参考)原子力の再稼働がないとした場合の今夏の需給見通し(現時点)
◇主な供給対策
|
・火力の定期検査繰り延べ(予定) |
![]() |