当社は、これまで伊方発電所の安全・安定運転のため、地震に係る知見について積極的な調査を進めるとともに、耐震安全性の向上や安心感の醸成に係る施策を順次実施しています。
こうした状況の中で、伊方発電所において自主的な調査として、深部の地盤構造や地盤の増幅特性を確認するために、平成22年9月から、伊方発電所構内に深部地震計を設置する工事を実施しておりました。
その後、当該地震計の設置作業を終え、試験運用を行っておりましたが、このたび、観測データを安定して採取できることが確認されたことから、8月1日より、当該地震計の運用を開始することとしますので、お知らせいたします。
当社は、今後とも地震に関する知見の情報収集に努め、新たな知見については、今後の耐震性評価に適切に反映してまいります。
以上
(添付資料)
[深部地震計設置場所]