(お知らせ)

平成25年10月25日
四国電力株式会社

伊方発電所周辺のお客さまへの訪問対話活動の実施結果について

 1.実施状況

・期間 

平成25年8月27日(火)~9月30日(月)[35日間]
不在宅には訪問票を投函し、ご希望により再訪問等を実施

・訪問戸数

27,869戸(在宅率:約52%、男女比:男34%・女66%)

(内訳)  

地域

期間

戸数

伊方町

旧伊方町、旧瀬戸町、旧三崎町

8/27~9/9

4,727戸

八幡浜市

旧保内町、旧八幡浜市

8/28~9/30

15,604戸

大洲市

旧大洲市(一部)、旧長浜町(一部)

9/16~9/26

2,757戸

西予市

旧宇和町(一部)、旧三瓶町

9/16~9/26

4,781戸

 

27,869戸

・当社からの訪問者数 689名(のべ1,435人日、従業員が2人1組で訪問)


2.お客さまの反応

  •  厳しいご意見の方は5%と、これまでとほぼ同程度であった。その一方、「一定の理解」を示された方は、63%と昨年の56%から増えている。
     しかしながら、「一定の理解」を示された方の中にも、福島第一原子力発電所の新たな汚染水問題について強い懸念を持たれる方もおられた。
  •  具体的なご意見としては、「安全性・当社への理解」や、「原子力は必要」といった、当社の取り組みなどにご理解を示される方が増え、「安全性への懸念・不安」を述べられる方は減ってきている。「地震津波・避難への不安」や「電気料金」についてのご意見は増えている。
  •  地域性については、伊方発電所の全3台が停止してから一年半以上が経過したことにより、発電所に比較的近い地域においては、地元雇用・経済への影響に対する不安や、原子力の必要性などについてのご意見を述べられる方が増えている。

(図1、図2、表1)
 

 今回の訪問対話活動では、新しい規制基準に対する安全対策などをご説明したことや、伊方発電所の新規制基準対応の安全審査が行われていることなどから、昨年に比べ安全性などに関しご理解を示して頂けるご意見が増える傾向となったものと思われます。
 今後とも、地道な対話活動を継続していくことにより、地域のお客さまを始め県民の方々の不安を少しでも解消できるよう努めてまいります。


以上


[図1]原子力発電に対する評価

原子力発電に対する評価

(注)当社訪問者の受けた印象による結果です。

(凡例) 

 

厳しい
一定の理解
ご意見なし

: 原発は不要、即時廃炉にすべきなど、明確に原子力に反対をされている場合
: 原子力や当社の取り組み、姿勢などに対して、一定のご理解をいただいている場合
: 明確にご意見を発言されない場合 

 

[図2]お客さまからのご意見(原子力関係)

お客さまからのご意見(原子力関係)

 

[表1]お客さまからのご意見を抜粋(厳しいご意見を中心に記載)

・福島の事故が収束していない中で、再稼働することは賛成できない。

・福島では汚染水問題が新たに出てきており、先が見えない。不安である。

・原発がなくても今年の夏も乗り切れた。原発は不要。廃炉にすべき。

・原子力は不要。再生可能エネルギーの開発をすべき。

・使用済燃料の処分方法が明確になっていない。六ヶ所も満杯になる。

・人が動かしているものには、ミスはある。

・3号機の再稼働は良いが、1号機は廃炉にしてほしい。

・事故があったらどこに避難したらよいのか。

・昨年も聞いた。難しいことを言われてもわからない。

・四電の対応は理解できる。引き続き安全に努めてほしい。

・福島の事故を考えると不安だが、発電所があるから仕方ない。

・電気料金の値上げは困る。3号機を早く立ち上げてほしい。

・地域の経済が駄目になっている。早く再稼働してほしい。

・説明に来てくれると安心できる。安全第一で再稼働してください。

                                など





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