橘湾発電所(定格出力70万kW)については、通常運転中のところ、5月1日23時頃、低圧ドレンタンク※側面からの蒸気漏れを発見いたしました。
現在、当該タンクを系統から切り離し、出力の上限を62万kWに抑制した上で、運転を継続しております。
本不具合は、同機の安全性に影響を及ぼすものではありません。
また、これにより供給力は8万kW低下いたしますが、電力の安定供給に支障はないものと判断しております。
今後、同機の運転を継続しつつ、連休期間中に不具合箇所の修理を行い、通常運転を再開する見通しです。
当社といたしましては、引き続き、高稼働が続く火力発電所の点検・保守に細心の注意を払い、対策に万全を期すことで、電力の安全・安定供給に努めてまいります。
※低圧ドレンタンク:給水加熱器で使用した加熱用蒸気を回収し、給水系統に戻し入れするためのタンク
以 上
(参考1)橘湾発電所の概要
(参考2)橘湾発電所の系統概略図