- 平成26年6月に、当社から愛媛県ほか関係自治体に通報連絡した事象は以下の2件です。これらの事象は、法律に基づく報告事象に該当するものではなく、また、環境への放射能の影響もありませんでした。
事象 | 発生月日 | 発表月日 | 県の公表区分 |
---|---|---|---|
1.伊方発電所1号機における作業員の負傷について |
6月17日 |
- |
C |
2.伊方発電所 モニタリングステーションじんあいモニタの不具合について |
6月29日 |
- |
C |
県の公表区分 | A:即公表 |
B:48時間以内に公表 | |
C:翌月10日に公表 |
- なお、今月は過去に発生した通報連絡事象についての原因と対策をまとめた報告書の提出はありませんでした。
(別紙)伊方発電所における通報連絡事象の概要(平成26年6月分)
以上
伊方発電所における通報連絡事象の概要(平成26年6月分)
1.伊方発電所1号機における作業員の負傷について
6月17日10時16分頃、伊方発電所1号機の原子炉補助建家(管理区域内)において、協力会社の作業員が使用済みの空調用フィルタの解体作業をしていたところ、誤ってカッターナイフで足を切り、負傷しました。
このため、同日11時03分、病院での診察が必要と判断し、社有車にて八幡浜市の病院に搬送しました。
医師による診察の結果、「右大腿切創」(不休傷)と診断されました。
2.伊方発電所 モニタリングステーションじんあいモニタの不具合について
6月29日12時05分、伊方発電所1、2、3号機の中央制御室において、伊方ビジターズハウス東隣に設置しているモニタリングステーションのじんあいモニタの故障を示す信号が発信しました。
調査の結果、試料採取用ろ紙に剥離があり、この剥離したろ紙が、じんあいモニタ集塵部の試料採取口に詰まったことにより、吸引ポンプが停止したことを確認しました。また、ろ紙の表面が補強されている面が試料採取口に接触するところ、補強されていない面が接触していたことを確認しました。
そのため、ろ紙が剥離しないよう、表面が補強されている側の面を試料採取口側となるようにろ紙を取り付け、正常に動作していることを確認したことから、7月8日16時46分、通常状態に復旧いたしました。
当該モニタ復旧までの間は、可搬設備による代替の測定を実施しました。また、その他の野外モニタに異常はありませんでした。
(印刷用) 伊方発電所 モニタリングステーションじんあいモニタ概略図 (PDF-26KB)