平成26年08月12日
四国電力株式会社

英国からの返還ガラス固化体の発熱量測定に係る調査結果
および事業所外廃棄確認申請書の変更届出の提出について

 当社は、本年1月7日、英国からのガラス固化体28本の返還のために、原子力安全基盤機構(現在の原子力規制委員会)に対し事業所外廃棄確認を申請し、4月23日、英国から日本原燃(株)高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターへの輸送を終了しております。

(1月7日および4月23日お知らせ済み)

 5月21日から同施設においてガラス固化体の確認を開始したところ、1本のガラス固化体の発熱量測定値が、英国事業者の製造時データに基づき当社が算出した計算値(※)に比べ、誤差を考慮しても低い値を示す事象が発生しました。また、その後の調査において、他の3本のガラス固化体でも同様の事象を確認しました。
 発熱量の測定値は、同施設の受入基準に比べて十分に低い値であり、安全上の問題はございませんが、当社では、事業所外廃棄確認申請書の前提条件に誤りがないか、調査を行ってまいりました。

(※)申請書記載の発熱量を測定日で計算した値
(6月16日お知らせ済み)

 その結果、当該ガラス固化体4本については、製造時期や製造系統が同じであり、発熱量に影響を与える放射性物質(セシウム)の量が、製造時データに比べて少なくなっていたことがわかりました。


 当社は、これらの調査結果について、本日、国に報告するとともに、今回の調査結果を踏まえ、事業所外廃棄確認申請の内容を一部変更することとし、本申請書の変更届出を国に提出しましたので、お知らせいたします。 

 

PDFマーク 別紙1:英国第4回返還ガラス固化体の発熱量測定に係る調査結果の概要(PDF-79KB)

PDFマーク 別紙2:事業所外廃棄確認申請書の変更届出の概要(PDF-16KB)

以上

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