平成26年10月30日
四国電力株式会社

平成26年10月社長定例記者会見の概要

平成26年10月30日、千葉社長が「平成26年度第2四半期連結決算の概要」について、説明いたしました。

【平成26年度第2四半期連結決算の概要】
(詳しくは「平成26年度第2四半期連結決算の概要」をご覧ください。)

(電力需要)
 上期の電灯電力需要は、前年同期に比べ5.3%減の128億67百万kWhとなりました。
 このうち、家庭用などの電灯需要は、夏季の低気温による影響などから6.8%の減となり、商業用や工場用などの電力需要は、電灯同様の気温影響等による業務用電力の減や、自家発稼働の影響等による産業用の大口電力の減などから、4.6%の減となりました。
 また、融通送電等は、前年同期に比べ、10.3%増の5億18百万kWhとなりました。
 この結果、電灯電力需要に、融通送電等を加えた総販売電力量は、前年同期に比べ4.8%減の133億85百万kWhとなりました。

(電力供給)
 水力は、前年同期に比べ、27.2%増の20億18百万kWhとなりました。
 火力は、総販売電力量の減少や水力の増加などから、前年同期に比べ、11.1%減の118億97百万kWhとなりました。
 なお、原子力は、引き続き伊方発電所が全号機停止しており、発電電力量はゼロとなっております。

(収支状況)
 営業収益いわゆる売上高については、総販売電力量は減少したものの、昨年実施した電気料金の値上げが期首から寄与したことや、再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づく費用負担調整機関からの交付金の増加などにより、前年同期に比べ6.9%増、205億円増収の3,190億円となりました。

 営業費用については、総販売電力量の減少や水力の増加などにより、需給関連費(燃料費+購入電力料)が減少したほか、人件費をはじめ経営全般にわたる費用削減に努めたことなどから、前年同期に比べ1.9%減、58億円減少の2,970億円になりました。

 この結果、営業損益は、前年同期に比べ、261億円改善の219億円の利益となり、支払利息など営業外損益を差引き後の経常損益は264億円改善の197億円の利益、また純損益につきましては155億円改善の123億円の利益となりました。
 このように上期の業績が黒字となるのは、平成23年度以来、3期ぶりとなります。

 なお、今回の決算値につきましては、本年7月に公表しました業績予想値と比べますと、その後の情勢変化により差異が生じております。
 売上高は前回予想値並みとなりましたが、損益は、火力に占める石炭比率の上昇や燃料価格の低下などにより、当初の見通しに比べ需給関連費が減少したことなどから、営業損益については109億円、経常損益については107億円、純損益については63億円、それぞれ予想値を上回りました。
(詳しくはPDFマーク「平成27年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想と決算値との差異に関するお知らせ」(PDF-16KB)をご覧ください。)

 続いて、平成26年度通期の見通しですが、売上高予想については、本年4月に公表した数値から変更はありません。
 また、損益予想につきましては、現時点において、伊方発電所3号機の再稼働時期を見通すことが難しい状況にあることなどから、引き続き未定としております。
 今後、予想が可能となった時点で、速やかにお知らせいたします。




以上

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