当社は、平成25年7月8日の新規制基準の施行に伴い、同日、伊方発電所3号機の新規制基準への適合性確認に係る申請書類を原子力規制委員会に提出いたしました。
その後、審査会合での審査を通じて、対応が必要な内容について追加安全対策などを実施しており、これら内容を反映した、伊方発電所3号機原子炉設置変更許可申請の補正書を、原子力規制委員会に提出しています。
(平成27年4月14日、5月11日、6月30日お知らせ済み)
工事計画認可申請については、これらの原子炉設置変更許可申請の補正内容や、審査会合等の結果を反映して、新規制基準適合のための設備の設計見直しを行い、本日、それらを反映した補正書を同委員会へ提出いたしました。
なお、今回の補正書は耐震関係等の評価を含んでおらず、これらについては、準備が整い次第、提出いたします。
当社は、今後とも、原子力規制委員会による審査に真摯に対応し、速やかに新規制基準に適合しているとの評価をいただけるよう最善の努力を尽くしてまいります。
【平成27年7月7日提出】伊方発電所3号機 工事計画認可申請の補正書 工事計画認可申請書の一部補正(原子力規制委員会ホームページ) |
以上
主な補正内容について
原子炉設置変更許可申請の補正内容や、審査会合等の結果を反映して、各設備の詳細設計を追加・修正した。
(今回申請設備:約400設備(既に申請している45設備を含む))
◯ 追加対象となった主な設備
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審査の過程で新規設置となったもの
(緊急時対策所、使用済燃料ピット広域水位計、ハロン消火設備、静的触媒式水素再結合装置・イグナイタ作動温度計測装置 等) -
申請時には自主対策であったが、審査の過程で規制対応設備となったもの
(イグナイタ、海水ピット堰、シルトフェンス 等) -
新規制基準施行前からの設備(重大事故等対処設備として工事計画認可申請するもの)
(原子炉容器、原子炉格納容器、非常用ディーゼル発電機、格納容器スプレイポンプ 等)