当社は、これまで、平成27年度上期および通期の業績予想について、伊方発電所3号機の再稼働時期を見通すことが困難であることなどから、売上高予想のみ公表し、損益予想については、未定としていました。
現在、伊方発電所3号機の早期再稼働に向けて鋭意努力を続けていますが、9月末までの再稼働が見込めない状況にあることから、この前提に基づき、上期の業績予想を修正いたします。
また、中間配当については、伊方発電所3号機の再稼働時期が流動的であることなどから、先行きの業績を見通すことが困難であるため、見送ることといたしました。
通期の損益予想および期末配当予想については、引き続き未定といたします。今後、予想が可能となった時点で、速やかにお知らせいたします。
○ 平成27年度上期 連結業績予想数値 (平成27年4月1日~平成27年9月30日)
○ 平成27年度 配当
<上期業績予想の前年同期比較>
1.電力需要
電灯電力需要は、前年の夏季の低気温による影響などから、前年同期に比べ0.8%増の129.7億kWhとなる見通しです。
また、融通送電等を含めた総販売電力量は、前年同期に比べ0.1%増の134.0億kWhとなる見通しです。
2.業績
売上高は、燃料価格の低下により燃調収入が減少するものの、再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づく賦課金や費用負担調整機関からの交付金の増加などにより、前年同期に比べ70億円増収の3,260億円程度と予想しています。
利益については、石炭火力発電所の定期検査に伴う需給関連費の増加や修繕費の増加などにより、営業利益は109億円減益の110億円、経常利益は107億円減益の90億円、親会社株主に帰属する純利益は63億円減益の60億円と予想しています。