再生可能エネルギーの30日等出力制御枠(接続可能量(注1))および指定電気事業者制度下における出力制御見通しについては、国の新エネルギー小委員会の下に設置された系統ワーキンググループ(以下「系統WG」)において、一定の前提を踏まえた算定方法が示されるとともに、需要や電源構成の変化等を踏まえて定期的に算定することとされております。
当社は、本日、至近の需給実績等を踏まえたこれらの算定結果を系統WGに提出し、その内容を検証いただいた結果、再生可能エネルギーの30日等出力制御枠が確定いたしました。
これを受け、風力発電設備の30日等出力制御枠を、現在の60万kWから64万kW(注2)まで拡大することといたしましたので、お知らせいたします。
当社といたしましては、今後とも、電力の安定供給に万全を期してまいりますので、引き続き、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
(注1)「接続可能量」を超過した場合、「接続が不可能である」との誤解を生じさせるおそれがあることから、これまでの「接続可能量」を「30日等出力制御枠」に名称変更。
(H27.10.9 第6回 系統WG)
(注2)当社より融通送電を行っている関西電力管内の淡路島南部も含む。(風力発電設備の接続済みおよび契約申込み済みの設備量の合計は、本年10月末時点で34万kW。)
以上
新エネルギー小委員会 系統ワーキンググループ(第7回)‐配布資料 再生可能エネルギーの2015年度算定値の算定結果について(経済産業省ホームページ) |