定期検査中の伊方発電所1号機(加圧水型、定格電気出力56.6万キロワット)の中央制御室において、本日11時08分、タービン建家内排水槽水位高の信号が発信しました。このため、運転員が現地を確認したところ、タービン建家地下1階(管理区域外)において、海水が漏えいしていることを確認しました。
調査の結果、水張中の系統との隔離のために閉止していた電動弁から海水が漏えいし、点検中の海水配管の開放部から漏れ出たことを確認しました。
その後、海水の水張を停止し、11時40分頃に海水の漏えいは停止しています。
また、漏えいした海水は、14時21分に全量(約94m3)を回収し、今後、総合排水処理装置にて処理します。
今後、詳細な調査を実施いたします。
なお、本事象による環境への放射能の影響はありません。
以上