平成28年02月29日
四国電力株式会社

平成28年2月 社長定例記者会見の概要

平成28年2月29日、佐伯社長が「伊方3号機の審査状況」「域外販売の取り組み状況」について説明いたしました。

【伊方3号機の審査状況】
 まず、伊方3号機の適合性審査についてですが、昨年10月までに、工事計画認可および保安規定変更認可に関し、補正申請書類の提出をすべて完了しております。申請書を提出後、原子力規制庁によるヒアリングにおいて、申請内容について詳細な説明を行うとともに、規制庁からいただいたコメントに対し、真摯に対応してまいりました。

 これまでの審査を通じ、工事計画認可申請につきましては、その計画内容について、概ねご了解をいただいたところであり、現在、記載内容の充実、あるいは文書等の表現修正など、審査内容を反映した補正書の最終的な取りまとめ作業を進めておりまして、今週中にも、原子力規制委員会に提出できるのではないかと考えております。提出の際には、改めてお知らせいたします。

 また、保安規定変更認可申請につきましても、これまでの審査を踏まえ、補正書の作成に取りかかっており、準備が整い次第、提出したいと考えております。

 当社といたしましては、引き続き、原子力規制委員会による審査等にしっかりと対応し、新規制基準に適合しているとの評価をいただけるよう、最善の努力を尽くしてまいる所存であります。


【域外販売の取り組み状況】
 域外販売の取り組みについては、先月の会見で申し上げましたとおり、当社は、現在、既に自由化対象となっております高圧分野において、首都圏エリアを中心に、四国に縁のある企業など、お声掛けをいただいたお客さまに対して、個別に料金提案などの営業活動を進めております。

 こうした取り組みに加え、小売全面自由化がスタートする本年4月以降は、ご家庭用などの低圧分野においても域外販売に取り組むこととし、先週23日に、首都圏および関西圏エリアのお客さまを対象とする料金メニューを公表いたしました。

 当社といたしましては、今後、四国域内のお客さま向けに提案しております料金メニューはもとより、新たに公表しました域外向けメニューについても、様々なチャンネルや機会を通じて、ご加入のメリットなどを判りやすくご説明し、より多くのお客さまに、当社の電気をご選択いただけるよう、全力を尽くしてまいる所存であります。




以上

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