平成28年10月27日
四国電力株式会社

平成28年10月 社長定例記者会見の概要

平成28年10月27日、佐伯社長が「平成28年度第2四半期連結決算の概要」について説明しました。


【平成28年度第2四半期連結決算の概要】
(詳しくは「平成28年度第2四半期 連結決算の概要」をご覧ください。)

(電力需要)
 電灯電力需要は、前年同期に比べ、1.0%増の128億88百万kWhとなりました。
 このうち、家庭用などの電灯需要は、夏季の高気温による影響等から2.4%の増となりました。
 商業用や工場用などの電力需要は、産業用の大口電力が生産減の影響等により、0.8%の減となったものの、業務用電力が電灯と同様、気温影響等により1.9%の増となったことなどから、0.4%の増となりました。
 また、融通送電等は、前年同期に比べ64.0%増の13億69百万kWhとなり、この結果、電灯電力需要に融通送電等を加えた総販売電力量は、前年同期に比べ、4.9%増の142億57百万kWhとなりました。

(電力供給)
 原子力は、伊方発電所3号機が8月に再稼働したことから、9億46百万kWhとなりました。
 また、太陽光などの新エネは、32.5%増の15億16百万kWhとなりました。
 一方、水力は、6.2%減の22億19百万kWhとなり、この結果、火力は前年同期に比べ、3.5%減の109億39百万kWhとなりました。

(収支状況)
 営業収益は、燃料価格低下に伴う燃調収入の減はありましたが、総販売電力量が増加したほか、再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づく賦課金や費用負担調整機関からの交付金の増加などにより、前年同期に比べ、2.2%増、70億円増収の3,301億円となりました。
 一方、営業費用は、伊方3号機の再稼働や燃料価格の低下により、燃料費と購入電力料をあわせた需給関連費は減少しましたが、退職給付に係る数理計算上の差異の償却や減価償却費、修繕費などが増加したことから、前年同期に比べ、6.8%増、208億円増加の3,252億円となりました。
 この結果、営業利益は、137億円減益の49億円、支払利息など営業外損益を差引き後の経常利益は、149億円減益の26億円、また純利益につきましては、98億円減益の11億円となりました。


 なお、今回の決算値につきましては、本年9月に公表しました業績予想値と比べますと、その後の情勢変化により差異が生じております。
(詳しくは「平成29年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想と決算値との差異に関するお知らせ」をご覧ください。)

 また、通期の業績予想につきましては、本年9月に公表した数値から変更ございません。




以上

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