平成14年 7月 11日
四国電力株式会社


モバイルシステムの導入によるお客さま接点業務の充実について


 

 当社は、昨年3月、電話によるお客さまからのお申し出を一括して承る集中受付センターを4県都支店に設置しましたが、このたび、同センターと各事業所の作業担当者間の情報連係をリアルタイムで行い、お客さまサービスの充実と業務処理の迅速化・効率化が図られる「お客さま接点業務モバイルシステム」を開発いたしました。7月16日より、全事業所において運用を開始いたします。


1.本システムの概要
別添資料をご覧ください)

 お客さまからの各種お申し込みのうち、引越しに伴う電気の使用開始・廃止や故障修理など、現地対応が必要なものについて、従来は、作業票で処理してきました。

 今回のシステムは、お客さまからのお申し込み内容をモバイルサーバとモバイル端末に取込み、「受付」から「作業結果データ登録」までの一連の業務をシステム化したもので、概要は以下のとおりです。

(1) 集中受付センターで入力された作業データ(電気の使用開始・廃止など)をモバイルサーバに保存します。[別添資料A]
(2) モバイルサーバに保存された作業データの中から、当日作業分を該当事業所の作業担当者のモバイル端末へ始業前に自動出力します。(各作業担当者の受持区域をあらかじめ設定しています。)[別添資料B]
(3) 当日お申し込みの故障修理などの場合には、該当事業所の作業指示者が、社外に出ている作業担当者のうち最も近い作業担当者に作業データの受信を指示し、速やかな対応を図ります。[別添資料C、D]
(4) 作業終了後、作業担当者は作業結果データをモバイル端末に入力し、送信します。[別添資料E]
(5) 作業結果データをモバイルサーバに連係することにより、作業の進捗管理を行います。[別添資料G]


2.導入効果


現地の作業状況がリアルタイムで把握できるため、集中受付センターではお客さまの問い合わせに対してきめ細やかな対応が可能となります。
また、各事業所の作業指示者は、社外に出ている作業担当者の作業場所や手持ちの作業件数が把握できるため、状況に応じた作業指示が可能となります。
作業指示や作業結果をモバイル端末で処理するため、ペーパーレス化が図れるとともに、帰社後の入力作業が不要になります。


3.今後のモバイルシステムの導入計画

 本システムに引き続き、集金業務のモバイル化についても現在開発を進めており、15年春に全社運用を開始する予定です。


以 上



 

 



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