平成23年08月30日
四国電力株式会社

平成23年8月 社長定例記者会見の概要

平成23年8月30日、千葉社長から「伊方発電所1号機の定期検査の実施」「伊方発電所1号機停止に伴う9月の需給対策」について説明しました。

 本日私からは、来月4日から開始となります「伊方1号機の定期検査計画と、これに伴う9月の需給対策」についてご説明させていただくこととしておりますが、本題に入る前に少しお時間をいただいて、先月末に発表いたしました、平成18年のプルサーマルシンポジウムに係る一連の問題について、改めてコメントさせていただきたいと思います。
 内容については既に発表したとおりですが、当社や関係会社の従業員、地域の方々に広く参加を呼びかけていたという事実に加え、一部の関係者については、例文を示したうえで質問や意見出しのお願いをしていたことが判明いたしました。著名な先生方が集まる大きなシンポジウムであり、私ども事業者としてもできるだけ多くの人に参加して欲しいとの思いや、活発な議論を期待する余り、そうした行動に繋がったものと考えておりますが、結果的にみて一部に行き過ぎた行為があったことに対しては、率直にお詫び申し上げたいと思います。真摯に反省すべきところは反省したうえで、今後はこうしたことがないよう、まさに「李下に冠を正さず」の心構えで、適切な事業運営に努めてまいりたいと考えております。


【伊方発電所1号機の定期検査の実施】
 (詳しくは「伊方発電所1号機第28回定期検査の実施について」をご覧ください。)
 
 伊方1号機は、来月4日から運転を停止し、第28回の定期検査に入ります。
 スケジュールですが、国の指示に基づくストレステストを巡る状況等によっては、送電開始日が延びる可能性があります。
 また、今回の定期検査では、3号機と同様に福島の事故を踏まえて伊方発電所の更なる安全確保に万全を期すために必要となる重要な機器について、詳細な点検を実施いたします。追加となる点検対象は、非常用ディーゼル発電機、海水ポンプ、タービン動補助給水ポンプなどであります。
 燃料装荷につきましては、燃料集合体121体のうち、28体を新燃料に取り替える予定であります。
 なお、定期検査中に実施する主要な工事といたしましては、先般、原子力本部長から愛媛県知事にご報告したとおり、原子炉容器監視試験片の取り出しについて、今回の定期検査で前倒しして実施することとしております。


【伊方発電所1号機停止に伴う9月の需給対策】
 (詳しくは「伊方発電所1号機停止に伴う9月の需給対策について」をご覧ください。)

 今回、伊方1号機が定期検査に入ることに伴い、新たに56.6万kWの供給力が失われます。例年9月前半の需要については、8月のピーク時に比べ低下するものの、残暑により比較的高い水準となることから、厳しい需給状況となることが想定されます。このため、自家発等からの受電継続のほか、当初9月3日から予定していた阿南3号機の定期検査を一週間程度繰り延べるなどの供給対策を講じ、電力の安定供給に万全を期することといたします。
 なお、関西電力向けに7月末から緊急的に行っている応援融通(当初:4万kW、8月17日以降:2.5万kW)につきましては、伊方1号機の停止に伴い、9月3日をもって取り止めることとしております。

 こうした一連の対策により、今夏はどうにか乗り切れる見通しが立ちましたが、引き続き、伊方3号機の運転再開時期と今冬に向けた需給が大きなテーマとなります。
 まずは、伊方3号運転再開の早期実現を図ることが第一であり、ストレステストの国への報告を含め、最大限の努力を傾注してまいります。また同時に、万が一のリスク管理の観点から、運転再開遅延の長期化の備えとして、あらゆる観点から供給力対策の検討を進めてまいる所存であります。

 なお、先般の坂出1号機のトラブル停止では、大変ご心配をおかけしました。幸いにして比較的短期間で復旧することができましたが、ひと度こうした事故が起こると需給は大変厳しくなりますので、引き続き、設備の運用・保全には細心の注意を払い、安定供給に万全を期してまいりたいと考えております。

 本日、私からは以上であります。

                                                      以上





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