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eしこく探訪
どんな状況下でもお客さまのもとへ電気をお届けするそれが、四電グループの責任

どんな状況下でも
お客さまのもとへ電気をお届けする
それが、四電グループの責任

 平成30年7月豪雨により、四国各地において甚大な被害が発生しました。被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。また多数の停電により、ご迷惑・ご不便をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

 今回の豪雨に伴う停電は、発生日(7 月5 日)から6 日後の11 日には、応急対応によりすべて解消しました※。

しかしながら、災害の爪痕はあまりにも大きく、当社設備についても本格復旧は道半ば。今なお四国電力グループ一丸となって懸命に取り組んでいます。

※お客さまが避難等によりご不在のため安全性の確認ができない場合、また、浸水等により漏電の恐れがある場合等は、個別に送電を停止させていただいているケースがあります。

豪雨による甚大な被害

今回の豪雨により、当社では、野村変電所(愛媛県西予市)、伊尾木川水力発電所(高知県安芸市)の浸水をはじめ、各地で電柱倒壊・折損・流出等が443本、高圧配電線の断線等が992本、柱上変圧器等の破損等が47台と甚大な被害を受けました。なかでも野村変電所の浸水では、域内約7千戸への電気を送る機能がまとめて喪失するという事態になりました。

平成30念7月豪雨による四国4県の停電状況
懸命の復旧作業

連日の記録的な大雨により、山間部を中心に土砂崩れや倒木等が多数発生。それにより電柱の倒壊や配電線の切断などが生じ、停電の原因となりました。大雨が降る中、四国電力グループでは、一丸となって原因箇所の早期特定を図るとともに、復旧作業に奔走しました。

しかし、一部の被災箇所においては道路損壊により車両の立ち入りができず、また野村変電所の浸水では、大きな設備の取り替えが必要となるなど、作業は難航。そこで、次のような対応を実施しました。

ヘリコプターで空から発電機を運搬

地上から機材を搬入して復旧作業を行うことが困難な場所では、緊急的な対応としてヘリコプターで空からポータブル発電機を運搬し、各家庭に配備しました。後日、道路啓開にあわせて、応急復旧を実施。今後、道路が復旧し、重機の進入が可能となれば、直ちに本復旧に掛かれるよう、準備を進めています。

ヘリコプターでポータブル発電機を運搬
ヘリコプターでポータブル発電機を運搬
移動式設備の緊急派遣

野村変電所の浸水により停電したエリアの復旧として、宇和島支社(愛媛県宇和島市)に配備していた移動用の代替設備「キュービクル車」を派遣。被災した翌日には接続を行い、2日後には変電所の浸水に伴う停電を解消しました。この「キュービクル車」は、30年以内の発生確率が7割とされる東南海・南海地震に伴う巨大津波などを想定して、宇和島支社のほか、徳島支社(徳島市)、高知支社(高知市)、中村支社(高知県四万十市)、高松支社(高松市)に配備したもの。大規模災害への備えがあったからこそ、早期復旧につながりました。

発電所から電気が届くまでの流れ
移動用の代替設備「キュービクル車」
移動用の代替設備「キュービクル車」
video

復旧作業にあたっている動画がご覧いただけます

https://www.youtube.com/watch?v=9hq95OF1tqwjump

四国電力グループでは、今回のような大規模災害に備えて、過酷な状況下でも迅速な応急復旧作業が行えるよう、毎年「大規模災害応急復旧訓練」を実施しています。

近い将来、発生が予想されている東南海・南海地震発生時にも、当社設備に大きな被害が想定されています。しかし、当社はライフラインを預かる事業者として、どんな状況下でも変わらず、暮らしに欠かせない〝電気〟を安定してお届けするために、四国電力グループ一丸となって引き続き強い責任感を持って取り組んでいきます。

発電所から電気が届くまでの流れ
グループ会社の四電工と合同で行う大規模災害応急復旧訓練。
四国各地から配電部門の作業員が集まる
被災地エリアの特産品等を購入して復興支援にご協力を!

 四国の地域活性化を目指して連携しているJR四国、日本郵便四国支社および四国電力の3社は、被災地の復興支援に寄与する取り組みを実施することとしました。

 被災地エリアの特産品等の仕入販売を通じて復興を応援するとともに、売上の一部を義援金としてお預かりし、愛媛県・高知県を通じて被災地復興に役立てていただきます 。

 この取り組みの趣旨にご賛同いただき、広く皆さまのご支援・ご協力を賜りますようお願いいたします 。


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産直ステーション夢四国被災地支援