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まちの景観 徳島県美馬市

角界に貢献した横綱をたたえる
「横綱 前田山記念公園」

第39代横綱 前田山英五郎関(本名:萩森金松(はぎもりかねまつ))の偉業をしのぶ「横綱 前田山記念公園」は、故郷である愛媛県八幡浜市保内町、喜須来(きすき)小学校前にあります。平成4年に造られ、公園内には前田山関の勇姿を後世に伝えるため、銅像が建てられています。

前田山関は、大正3年に喜須来村(現八幡浜市保内町)で生まれ、14歳のときに3代目高砂親方のもとに入門します。新十両として土俵に上がる直前に骨髄炎を患い、力士生命が危ぶまれましたが、治療により奇跡的に回復。その後、土俵に復帰し、強烈な張り手を武器に闘志あふれる豪快な相撲を取ることから、またたく間に人気力士になりました。異例のスピードで大関に昇進すると、昭和19年には幕内で初優勝を果たし、昭和22年、33歳で戦後初の横綱になりました。

昭和24年に引退し、その後は4代目高砂親方として一門を率いて、横綱朝潮や大関前の山を育てました。また、初の大相撲ハワイ巡業を実現させ、外国人関取第1号の高見山を育てるなど、今日につながる大相撲の国際化に大きく貢献しました。

お問い合わせ

八幡浜市教育委員会 生涯学習課
電話番号 0894-22-3111
横綱 前田山記念公園
住所

愛媛県八幡浜市保内町喜木2−114