日本最古の温泉といわれる「道後温泉」は、松山を代表する観光地です。明治27年（1894）の建築から125年を超えた道後温泉本館の保存修理工事が、今年の1月から始まりました。工期は令和6年12月末までですが、営業をしながら、重要文化財の工事を行うのは極めて珍しいケースです。

また、1月から、再生する道後温泉本館と重ね合わせ、「道後REBORN（リボーン）プロジェクト」が期間限定で展開されています。手塚治虫さんの名作「火の鳥」のプロジェクションマッピングが道後温泉本館の北面に登場。障子をスクリーンに、オリジナルアニメーションと連動した音と光のデジタルアートが映し出され、連日訪れる人々を楽しませています。

7月には、本館の建物の一部を覆う外壁に「火の鳥」のラッピングアートが出現。こちらも注目を集めています。