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レトロな街並みにある木製遊歩道
「もっきんろーど」

愛媛県西端の佐田岬半島の根元に位置する八幡浜市に、かつて海運や木蝋(もくろう)、鉱山等で栄えた保内町があります。同町内を流れる宮内川沿いには、全長約350m、幅約4mの木製遊歩道が整備されています。歩くとカタカタと素朴な木の音が響くことから、「もっきんろーど」と呼ばれています。生活道としても使われ、子どもたちや犬を散歩させる人の姿が、風情ある川景色の一部になっています。

この遊歩道の周辺は、明治から昭和にかけて紡績業が栄えた地で、旧東洋紡績の赤レンガ倉庫が遊歩道沿いに見られます。近くには昭和初期建設の美名瀬(みなせ)橋や、対岸には庭石や景石に珍重される「伊予の青石」で造られた矢羽根積(やばねづみ)の護岸が遺(のこ)っています。

沿道には県内在住の作家による彫刻モニュメントも点在。夕刻になるとレトロな街灯にあかりが灯ります。時代を感じつつ、ゆっくりと歩いてみたい遊歩道です。

「伊予の青石」で造られた矢羽根積の護岸

お問い合わせ

八幡浜市商工観光課
住所 愛媛県八幡浜市北浜1丁目1-1(八幡浜市役所)
電話番号 0894-22-3111
URL http://www.city.yawatahama.ehime.jp/docs/2014091200032/