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ひとことジャーナル
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仕事に家事に子育てにと大忙しの毎日をリフレッシュするために、暮らしの中にマッサージ機を上手に取り入れてみませんか? 全身をくまなくほぐしてくれるマッサージチェアだけでなく、最近はイスやソファに置いて使える手軽なマッサージシートやパーツ別のほぐし家電も充実しています。


AI搭載の最新モデルや音声で操作できるものまで

ゆったりと身を預けて首から足先まで全身をほぐしてくれる憧れのマッサージチェア。お値段は張りますが、満足度はピカイチ。置き場所と予算が許すなら購入したいものです。最新モデルではAIが搭載され、使う人の筋肉の状態や疲れ具合に応じて、リアルタイムで動作の緩急や圧力などを自動調節します。また、音声で操作ができるものも登場しています。ストレッチコース、安眠に導くコースなど多彩なコース設定も魅力です。

スマホやパソコン操作疲れの手首から指先までをほぐす

パーツ別のマッサージ機が充実してきた“ほぐし家電”の中でも、大人気なのがハンドマッサージャーです。元々、手には全身につながるツボがあると言われていて、親指で手のひらを押すと気持ちがいいもの。最近はスマホを使う人が増えて、手そのものが疲れている人が多いため、一度使うとその気持ちよさに感動する人が続出。この1~2年、参入メーカーが増えて店頭にもたくさんのハンドマッサージャーが並ぶようになりました。ヒーター付きのものが多く、手を差し込んで10~15分ほどマッサージすると血行がよくなり、まるでサロンでマッサージしてもらっているような心地よさが体感できます。指を1本ずつ引っ張るような機能を持つものや、手首までカバーしているもの、使いやすいコードレスタイプなどがあるので、店頭で試して好みのものを選びましょう。

背中や腰までほぐせるクッションやシートタイプも人気

10年ほど前に登場して以来、すっかりおなじみになったマッサージクッションは、ソファやベッドの上に置いてあってもマッサージ家電に見えないデザイン性の高さが魅力です。体への当て方によって背中や肩甲骨まわりのコリや腰の疲れをほぐしてくれますし、脚を投げ出してその下に置けば、太ももの裏やふくらはぎ、アキレス腱付近のマッサージにも使えるのがうれしいですね。そのほか座椅子のようなシートタイプのものなら、よりマッサージチェアに近い使い心地に。男性には、もみほぐしだけでなく“たたき”の機能を持つものが人気のようです。

頭、首、目、骨盤、脚…お疲れ場所をピンポイントで

ヘッドスパの施術を再現したようなヘッドマッサージ専用機や、首と肩にのせて使う首・肩用のマッサージ機、さらにはじんわり温めながら目の疲れを癒してくれる目元用など、パーツ別のマッサージ機にも注目。女性にうれしい骨盤まわりのケア用、立ちっぱなし・座りっぱなしでむくみやすい脚のためのフットケア用など、お疲れポイントに合わせたほぐし家電を上手に利用してみましょう。

寝る前のリラクゼーションタイムに一日の疲れを取るのもいいですが、仕事や家事の合間に使えばリフレッシュして効率アップにも。お気に入りのアイテムを見つけましょう。

神原 サリー sally kamihara

新聞社勤務、フリーランスライターを経て、家電+ライフスタイルプロデューサーとして独立。「企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える」べく、家電分野を中心に多数の連載コラムを持つほか、商品企画、コンサルティング等にも従事。東京・広尾に「家電アトリエ」を構え、キッチン家電を駆使したアトリエランチや音声配信など、日々発信を行っている。「マツコの知らない世界」「あさイチ」「ZIP!」など、テレビ出演も多数。近著に「サリー流『効率家事』」(宝島社)