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10年前は、昼から夕方にかけて使われる電気の量が多く、夜は少ないという状況でした。
ところが最近では、昼が減少する一方で、夜は増加しています。
下のグラフは、四国電力がお届けしている電気のうち、1日のどの時間帯にどれくらいの電気が使われているかを表したもの。
その変化の理由を博士が詳しく解説します。

昼の電気の量が減った主な要因として、太陽光発電があります。太陽光発電は、平成24年(2012年)にスタートした「固定価格買取制度」をきっかけに、急速に普及拡大しました。これにより昼の電気には太陽光発電が大きく寄与するようになりました。

夜の電気の量が増えたのは、火を使わない安心感が評価され、給湯の電化が進んだことや、家電製品のタイマー機能を利用して衣類の洗濯・乾燥や食器類の洗浄・乾燥を夜にシフトするご家庭が増えてきたから。私たちの生活が、より快適・便利な方向へと進化した結果です。

家電製品の省エネ性能が大幅に向上したことも電気の使われ方が変化した要因です。ご家庭でよく使われている冷蔵庫やテレビの消費電力量は、10年前と比較すると、大幅に減少しました。

生活スタイルの変化などにともなって、変わってきた電気の使われ方。四国電力では、その変化に対応するために日々さまざまな対策を行いながら、安定的に電力を供給しています。