瀬戸内海を見渡す宇多津町のうたづ臨海公園内に、四国最大級の「四国水族館」が、今年6月1日にオープンしました。

鉄筋2階建ての建物には、69基の水槽が設置され、約400種、1万4千点の生き物が展示されています。瀬戸内海や四万十川の清流、鳴門の渦潮など「四国水景」の再現が見どころです。

黒潮と太平洋の海域をイメージした「綿津見（わたつみ）の景」では、四国最大となる水槽の中をスマ（サバ科）、マアジなどが回遊しています。「神無月の景」では、巨大な丸窓からアカシュモクザメを見上げ、「渦潮の景」では、鳴門海峡の潮流（ちょうりゅう）を再現。瀬戸内海と一体化したような「海豚（いるか）プール」では、躍動するイルカの姿も見逃せません。

四国内だけでなく、遠方からも来訪者を集める香川県の新ランドマーク。早くも注目の的となっています。