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歴史・民族DESIGN neo
讃岐のり染のトートバッグ
サイズ/約:横48×高さ20×マチ15㎝(持ち手の高さ:約10㎝)
素材/帆布(綿100%)

獅子舞油単(ゆたん)のデザインを活かした
讃岐のり染のトートバッグ

江戸時代以降、獅子舞の油単(ゆたん)や大漁旗など、「ハレの日」に欠かせない染め物として、地域に根付いてきた香川県の伝統工芸、讃岐のり染。のり染とは、もち米に塩、石灰、ぬか、水を混ぜて作った糊(のり)を布地に置き、染料を刷毛で染め分けたもの。熟練の職人の手で、色差しや蒸し、水洗いから縫製など、いくつもの工程を経て完成します。

「郷土色豊かな獅子舞やお祭りなどの香川独自の文化に守られ、讃岐のり染の技術が育てられてきました」と語るのは、大川原染色本舗の七代目・大川原誠人さん。「のり染はどこか時代に取り残されているように感じていた」というそれまでのイメージが覆ったのは、父である六代目・静雄さんが、アメリカの大学でのり染を教えるようになったことがきっかけ。伝統工芸に携わる者としての誇りを持ち、二百年余りにわたって作られ続けてきた讃岐のり染を、若い世代の人々にも広めていきたいと思うようになったそうです。

獅子舞の油単は派手な柄が特徴。中でも伝統的な牡丹(ぼたん)柄をモチーフに、大胆に染め抜いたトートバッグは、現代の暮らしを鮮やかに彩ります。

獅子舞用に染められた油単
獅子舞用に染められた油単。伝統的な牡丹のほか武者絵など讃岐特有の図柄も

大川原染色本舗
住所 香川県高松市築地町9-21
電話番号 087-821-5769
URL https://www.ok-flag.co.jp/