メニュー

ひとことジャーナル
知って使えば安心格安スマホとの上手な付き合い方

大手に比べて月々の携帯電話使用料が安い格安スマホ。家計の負担が少ないのはうれしいですが、どうして安いの? 使って大丈夫? と不安を感じる人も少なくありません。安さにはもちろん理由がありますが、それを知った上で賢く付き合えば、お得にスマホを使うことができます。


格安スマホの安さの理由

設備を借りてサービスを提供しています

大手携帯電話会社は国の許認可を得て、アンテナや基地局と呼ばれる設備を全国に敷設しています。日本中どこでも携帯電話がつながるのはこのおかげですが、日々のメンテナンスやアップデートには多くの費用がかかります。

格安スマホを扱う事業者は、こうした設備を大手から借りてサービスを提供しています。つまり設備は大手と同じ。つながるエリアも同じです。接続するスマホの数に応じて必要な分だけ大手に接続料を支払う仕組みで、自前の設備を持たない分、料金を安価に設定できるのです。

イメージ図
理解して使えば怖くない

大手と比べた場合のメリット、デメリット

大手のスマホ使用料は、「使った分だけの段階制」か「使い放題」の大きく2パターン。段階制でも月々最低1,980円~、使い放題の場合は月額5,000円を超えます。一方で格安スマホ事業者のプランなら月々数百円から利用できます。最大のメリットはなんといっても、この料金の安さです。

デメリットは、回線が混雑しやすいこと。接続数に応じて設備を借りているので回線に余裕がある事業者は少なく、多くの人がスマホを利用する時間帯、場所では通信速度が遅くなることがあります。また専門ショップが全国にあり、スタッフに直接相談できる大手とは違い、サポートが電話やホームページに限定されるのもデメリットのひとつ。データ通信が安価に利用できる一方で、通話料金は使った分だけかかることが多く、たくさん電話をかける人は割高になる点にも注意が必要です。

イメージ図
たくさんあるサービスどう選ぶ?

格安スマホのほかサブブランドという選択肢も

格安スマホとひとくくりで呼ばれることが多いですが、実はその中には大手のサブブランドも含まれています。サブブランドには極端に安価なプランはありませんが、自前の設備を持つなど回線に余裕があり、なおかつサポートも充実しています。また格安スマホ事業者の多くは、家庭向けの光インターネットサービスなど格安スマホとは別のサービスを提供しています。こうしたサービスとセットで利用することで、さらに安価に利用できるケースも多いので、自宅のインターネット環境などとあわせて選ぶのも賢い方法です。

イメージ図
格安スマホへの乗り換え方

後悔しないために事前に準備しましょう

乗り換えには、①同時に機種変更してスマホ本体と格安SIM※をセットで契約する方法と、②好きなスマホを使って格安SIMだけ契約する方法の2パターンがあります。②なら大手で使っていたスマホを安価な使用料で利用できます。ただし大手のスマホには「SIMロック」と呼ばれる制限がかかっているので、利用するためには事前に解除の手続きが必要です。

また大手で使っていた携帯メールのアドレスも、格安スマホや格安SIMでは使えません。そのアドレスで登録しているサービスがある場合は、事前に変更しておきましょう。このようにしっかり準備さえすれば、格安スマホへの乗り換えもスムーズに進みます。

※SIMとは…契約者の識別番号や電話番号、メールアドレスなどの情報を記録するICカード

イメージ図
プロフィール写真

太田 百合子 ― yuriko ota ―

professional

profile テックライター。「デジタルが苦手な人にも、とことんわかりやすく」をモットーに、スマートフォンやタブレット、パソコンからIoT機器まで、身近なデジタル製品とそれらを通じて利用できるサービス、アプリケーション、および関連ビジネスを中心に取材・執筆活動を続けている。専門家による生活総合情報サイト「All About」にて携帯電話・スマートフォンのガイドを担当。

プロフィール写真

太田 百合子 yuriko ota

professional
profile

テックライター。「デジタルが苦手な人にも、とことんわかりやすく」をモットーに、スマートフォンやタブレット、パソコンからIoT機器まで、身近なデジタル製品とそれらを通じて利用できるサービス、アプリケーション、および関連ビジネスを中心に取材・執筆活動を続けている。専門家による生活総合情報サイト「All About」にて携帯電話・スマートフォンのガイドを担当。

四国電力グループにも格安スマホあります!

四国電力グループ
STNet

FiiMo フィーモ

1.回線はau・NTTドコモ
2.スマホはそのままで
3.電話番号もそのまま

※詳しくはコチラから→https://www.fiimo.jp/