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プロムナードタイトルロゴ おかげさまで創刊700号

広報誌『ライト&ライフ』は、創刊以来、長きにわたり地域の皆さまとの懸け橋として情報発信してまいりました。
この間の読者の皆さまのご支援に、心より感謝申し上げます。
今回は700号の歩みとともに、制作現場の変遷をご紹介します。

1953年(昭和28)創刊号 1953年(昭和28)創刊号
1953年(昭和28)創刊号
記念すべき第1号は「電力だより」としてスタート。
当初は6頁のタブロイド判で不定期発行だった
1964年(昭和39)4月号
1964年(昭和39)4月号
当時の話題の電力設備が表紙を飾った。
この頃は隔月1回発行
1971年(昭和46)5月号
1971年(昭和46)5月号
四国電力創立20周年を機に毎月発行に変更
1981年(昭和56)4月号
1981年(昭和56)4月号
カラーから、2色刷りに変更
1991年(平成3)5月号
1991年(平成3)5月号
四国電力創立40周年を記念し、「ライト&ライフ」に名称変更。
四国の伝統工芸作品が表紙を飾った
1992年(平成4)4月号
1992年(平成4)4月号
著名なイラストレーターの作品が表紙に使用された
1996年(平成8)4月号
1996年(平成8)4月号
地元カメラマンが撮影した四国各地の四季折々の風景写真が表紙に使用された
1964年(昭和39)4月号
1964年(昭和39)4月号
当時の話題の電力設備が表紙を飾った。
この頃は隔月1回発行
1971年(昭和46)5月号
1971年(昭和46)5月号
四国電力創立20周年を機に毎月発行に変更
1981年(昭和56)4月号
1981年(昭和56)4月号
カラーから、2色刷りに変更
1991年(平成3)5月号
1991年(平成3)5月号
四国電力創立40周年を記念し、「ライト&ライフ」に名称変更。
四国の伝統工芸作品が表紙を飾った
1992年(平成4)4月号
1992年(平成4)4月号
著名なイラストレーターの作品が表紙に使用された
1996年(平成8)4月号
1996年(平成8)4月号
地元カメラマンが撮影した四国各地の四季折々の風景写真が表紙に使用された
ホームページでも閲覧可能に ホームページでも閲覧可能に
ホームページでも閲覧可能に
https://www.yonden.co.jp/cnt_landl/
2021年(令和3)3月号 2021年(令和3)3月号
2021年(令和3)3月号
700号を通過点に
これからも皆さまとともに…
ライト&ライフ制作現場の今昔 ライト&ライフ制作現場の今昔

本誌は編集室を中心に多くのスタッフと共に制作しています。
普段表にでることのない制作現場の今と昔(30年前)を少しだけご紹介します。

表紙写真の撮影

1991年1月号の表紙撮影。 1991年1月号の表紙撮影。
1991年1月号の表紙撮影。
この頃の表紙は四国で活躍している作家の作品や民芸品がメイン。カメラマンのほか、編集室メンバーやデザイナー、コーディネーターなど多くのスタッフがスタジオに集まってセットを組み、それぞれ専門の立場から意見を出し合い何パターンも撮影していました。
構図を変えて数パターン撮影。⬅左が採用案 構図を変えて数パターン撮影。⬅左が採用案
現在は四国4県のカメラマンが風景を中心に撮影し、その季節にふさわしいものを編集室でセレクトしています。
表紙の写真は読者の方々にも大変好評で、ポストカードやカレンダーに活用したり、大きく引き伸ばして、イベントなどでの展示も行っています。

料理の撮影

料理の先生をお迎えしての撮影 料理の先生をお迎えしての撮影
料理の先生をお迎えしての撮影。当時はフイルムを現像するまで画像の明るさを確認できなかったため、同じシーンを露出(明るさの設定)を変えながら何カットも撮影しました。
デジタルなら撮影した後でも色調整や画像加工が可能ですが、30年前は大変な手間がかかったため、実際の仕上がりをイメージしながらライティングの色味や角度、強さを変えながら何度もファインダーを覗いたものです。
色味やピント、ライティングの効果をモニターで確認できる 色味やピント、ライティングの効果をモニターで確認できる
従来のフィルムはイメージセンサー(半導体)に変わり、撮影したデータはパソコンに転送されます。色味やピント、ライティングの効果をモニターで確認できるので、微妙な調整も可能になりました。撮影後に一部をぼかすなど画像加工も容易に。撮影前の準備は30年前と変わらず、コーディネーターが料理に合わせて器や背景となる素材を複数用意し、料理の先生と相談しながら盛りつけます。

編集会議

対面での打ち合わせが頻繁にありました。 対面での打ち合わせが頻繁にありました。
月に一度、編集室メンバーと社外のライターが集まって、取材・撮影を終えた原稿と写真をもとに誌面構成の意見交換を行いました。この頃の連絡・確認手段は、主に固定電話とモノクロのファックス。デザインの意思疎通には十分ではないので、対面での打ち合わせが頻繁にありました。
毎年、編集室メンバーと社外のライターが集まり次年度のテーマ、編集の方針について議論します。 毎年、編集室メンバーと社外のライターが集まり次年度のテーマ、編集の方針について議論します。
毎年、編集室メンバーと社外のライターが集まり次年度のテーマ、編集の方針について議論します。
月に一度の編集会議はなくなり、現在は編集室がコーナー毎にライターやデザイナーと打ち合わせを行いながら進めています。IT技術の進歩に伴い対面での打ち合わせが減り、コロナ禍においてもリモートで作業ができるようになりました。

デザイン

様々な道具をつかって制作する 様々な道具をつかって制作する
この頃のデザイナーに欠かせない道具は、ラフデザインを描くための鉛筆や細い線を引くためのロットリング、切り貼りするためのカッターやピンセット・スプレーのり、フィルム写真を確認するためのルーペやライトテーブルなど。今でも使うのは鉛筆くらいです。
30年前に必要だった道具はデザイン用のソフトに置き換わりました。 30年前に必要だった道具はデザイン用のソフトに置き換わりました。
ライターの入力した文章やカメラマンが撮影した画像はデータでデザイナーに送られます。
30年前に必要だった道具はデザイン用のソフトに置き換わりました。打ち合わせもお互いに同じ画面を確認しながら行います。ちなみに左右の写真のスタッフは同一人物です。

印刷

経験を積んだスタッフが目視で色を確認し、手作業でインキの量を調整していました。 経験を積んだスタッフが目視で色を確認し、手作業でインキの量を調整していました。
当時は印刷の際、経験を積んだスタッフが目視で色を確認し、手作業でインキの量を調整していました。多く印刷すると次第に色がズレてくるのでその都度、目視によるインキ量の微調整が必要でした。色味の違いや製本のズレ等も、目視検査で見つけるほかなく、精度を上げるためには多くの人手が必要でした。
インキ量をはじめ印刷機の各種設定をデジタルで管理しています。 インキ量をはじめ印刷機の各種設定をデジタルで管理しています。
現在は、インキ量をはじめ印刷機の各種設定をデジタルで管理しています。カメラシステム等、数々の品質検査装置を導入し、装置が異常を検知すると迅速に原因を特定、機械の設定を調整します。
さらに、品質管理の責任者立ち会いのもと、印刷は500部毎、製本は25部毎に目視検査を行い、色調、汚れ、ズレ等がないよう万全を期しています。