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ひとことジャーナル
顔の筋トレで「マスク老化」を防ごう

新型コロナウイルス感染予防に、マスクが欠かせない日常となりました。そのため、「マスク老化」に悩まされる人が増えています。

マスクの下で、顔の動きは自然と少なくなり、顔のたるみ、シワ、むくみなどが気になっている方も多いのではないでしょうか?

顔の中には約50の表情筋があるといわれ、体と同様に鍛えることができるのです。今回は顔をキュッと引き締めイキイキとした表情を手に入れるための『コアフェイストレーニング(顔の筋トレ)』を紹介します。


コアフェイスを意識して顔のバランス崩れをストップ

まずは鏡で自分の顔を確認してみましょう。眉、目、頬、口の形は左右均等ですか? 体のバランスが顔にも影響するため、猫背など姿勢が悪い人ほど、顔のバランスが崩れやすく、老化の原因となります。姿勢を正しくして『コアフェイス(顔の中心軸)』を意識するだけでも、顔は次第に引き締まり、スッキリとしてきます。日々の習慣にしましょう!

①骨盤を立てて座ります。左右の坐骨をイスに押し当てながら左右均等に体を整え、頭を天井に伸ばします。

②額と顎は床に対して90度です。首の後ろが縮まらないように背筋を伸ばします。顔と体の緊張を緩め、顔の中にもピンと張った1本のコアフェイス(顔の中心軸)を作りましょう。

※顔のトレーニングをはじめる前に、必ずこのコアフェイスを作ってから顔を動かしてください。

姿勢を正す様子
頬のVトレで見た目印象マイナス10歳顔

頬の筋肉(大頬骨筋(だいきょうこつきん))を鍛えることで、キュッと引き締まった小顔と、若返りをめざしましょう。

①目を大きく開いた状態で、頬を持ち上げ上の歯を8本見せて笑います。(イラストⒶ)

②親指と人差し指で「V」の形をつくり、エラの下から頬のお肉を持ち上げ5秒キープします。(イラストⒷ)

③手を外してさらに5秒キープします。これを1日3〜5回繰り返します。

頬のVトレをする様子 しっかり歯を見せて笑う ぐっと頬を持ち上げる
口周りの筋肉を鍛えてブルドッグ顔から卒業

マスクの中で口が半開きになっていませんか? 口が緩むと頬は垂れやすくなります。しっかり口周りの筋肉(口輪筋(こうりんきん))と頬の筋肉を使いましょう。マスクをしたままでもできるトレーニングです。

①人差し指を頬に当て、唇をすぼめて前に突き出し5秒キープします。(イラストⒶ)

②手を外してさらに5秒キープします。

③唇をすぼめたまま口を時計回りに1回転、反時計回りに1回転、を交互に3セット行います。(イラストⒷ)

口周りの運動をする様子 唇を突き出し5秒キープ 時計回りと反時計回り交互に回す
顔のウォーミングアップでむくみ撃退

顔を動かさないでいると老廃物がたまりやすくなり、むくみの原因に。しっかり動かしてキュッと顔を引き締めましょう。緊張しているときの顔のこわばり解消にも役立ちます。

①鼻から息を吸い、吐きながら口を「しゅ」の形にすぼめて前に突き出します。(イラストⒶ)

②鼻の下をのばして、口を「お」の形にします。(イラストⒷ)

③目をぱっちりと開きながら、顔の筋肉を中心から外に広げるように、口を「お」から「あ」へとゆっくり開きます。(イラストⒸ)

④鼻から息を吸い、吐きながら顔全体を緩めます。これを3〜5回くり返します。

顔のウォーミングアップ 唇を前へ突き出す 鼻の下を伸ばす 目はしっかり開く
プロフィール写真

間々田 佳子    ―  yoshiko mamada  ―

professional
profile

  表情筋研究家。ままだよしこメソッド株式会社 代表取締役。著書は10冊以上、計56万部突破。講座受講者は3万人を超える、表情筋トレーニングのスペシャリスト。2020年に最新メソッド『コアフェイス トレーニング』を考案。自身のたるみ顔を改善した経験を踏まえた指導がメディアで話題となり、企業の社員研修や女性向けのイベントで講師を務めるなど、全国各地で活動している。https://www.mamadayoshiko.com

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間々田 佳子 yoshiko mamada

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 表情筋研究家。ままだよしこメソッド株式会社 代表取締役。著書は10冊以上、計56万部突破。講座受講者は3万人を超える、表情筋トレーニングのスペシャリスト。2020年に最新メソッド『コアフェイス トレーニング』を考案。自身のたるみ顔を改善した経験を踏まえた指導がメディアで話題となり、企業の社員研修や女性向けのイベントで講師を務めるなど、全国各地で活動している。https://www.mamadayoshiko.com