家族連れで賑わうアンパンマンミュージアムから、北東に約3.5㎞の場所にある「やなせたかし朴ノ木(ほおのき)公園」。「アンパンマン」の生みの親である漫画家やなせたかし(1919~2013年)の実家跡に、この墓地公園が整備されました。同公園中央に建つ直筆の墓碑の下に、やなせ夫妻が静かに眠っています。
その墓碑を挟む「アンパンマン」と「ばいきんまん」の石像はミュージアムを見守るように、その方角に向けて建てられています。
園内には故人が墓碑の詩にも詠んだ「朴ノ木」が植えられ、「ホオノキ」や「アンパンマンのマーチ」の詩碑、キャラクターの刻まれた踏み石、アンパンマンの仲間たちの小さな石像に囲まれたベンチも設置されています。やなせファンはミュージアムからさらに一足のばし、ここで故人を偲んでいます。