発電所でつくられた電気は、さまざまな設備を経てお客さまのもとに届けられています。その中で、配電用変電所から配電線、柱上変圧器へと流れる電気を監視・制御しているのが「変配制御所」。電気の使用状況(電圧や電流等)の監視やデータ収集を行い、電力品質の維持に努めています。また、配電用変電所や配電線の作業を行う際、停電を最小限におさえ、効率よく作業を行うための指示・管理も行っています。
万が一の停電時には、停電の原因箇所をいち早く特定し、健全な区間へ送電することで、停電範囲の縮小化を図るなど、早期復旧に欠かせない役割を担っています。
四国4県に1箇所ずつあり、それぞれが管轄範囲を監視・制御している「変配制御所」。今回は、高松市(国分寺町を除く)・三木町・さぬき市・東かがわ市を監視・制御している「高松変配制御所」の前田 耕三所長にお話を伺いました。