お弁当のおかずは3種を基本としておくと考えやすいです。お肉またはお魚などのメインを1種、野菜の炒め物や和え物などサブを1種、そして卵焼きです。
今回用意したおかず
・大葉味噌の肉巻き(メイン)
・にんじんとピーマンのきんぴら(サブ)
・卵焼き
※量は個人差がありますので、ご使用のお弁当箱に合わせて調整してください。
新生活が始まる春。お弁当生活を始める方も多い時期ですね。慣れないうちは、詰めるのに時間がかかるもの。今回は少しのコツで、簡単・キレイに詰められる方法をご紹介します。中身は基本の3種のおかずに、ごはんと決めておくと心がラクになり、慌ただしい朝もスムーズにお弁当が完成しますよ。
お弁当のおかずは3種を基本としておくと考えやすいです。お肉またはお魚などのメインを1種、野菜の炒め物や和え物などサブを1種、そして卵焼きです。
今回用意したおかず
・大葉味噌の肉巻き(メイン)
・にんじんとピーマンのきんぴら(サブ)
・卵焼き
※量は個人差がありますので、ご使用のお弁当箱に合わせて調整してください。
あしらいものをいくつか常備しておくと、簡単に彩り豊かになります。特におすすめなのは、大葉・梅干し・いりごま(黒)の3つです。
抗菌作用のある大葉と梅干しは、お弁当に欠かせません。大葉は緑色が美しく、仕切りにも重宝します。梅干しはおかずに不足しがちな酸味を手軽にプラスできる上に、赤色が白ごはんに映えます。いりごまの黒色も白ごはんの色合いの助けになり、香りや食感も楽しめます。
お弁当の大敵は、高温多湿です。傷みやすい30~35℃を避けるよう、保冷剤などを上手に利用して温度を低く保ちましょう。また、お弁当箱内の湿度を下げるために、水滴や汁気にも注意してください。お弁当箱の内側に水滴がたまらないよう、おかずやごはんはすべて冷ましてから詰めましょう。
おかずの汁気が気になるときは、しっかり汁気を炒り飛ばしたり、すりごまやかつおぶしなどをからめると風味を加えながら汁気を適度に吸わせることができます。
持ち運ぶときにおかずが偏らないよう、隙間を作らずにキッチリと詰めるのが大切です。お弁当箱全体に詰めるのはもちろんのこと、高さもそろえて隙間をなくすと、持ち運びで動かしても崩れにくくなります。通常の献立と同様に、向かって左側にごはんと決めておくと、詰めやすく食べやすいのでお試しください。
お弁当を詰めていると、あと1品が足りなかったり、隙間ができたりすることもあると思います。そんなときに便利なのが市販品。漬け物や佃煮、煮豆やドライフルーツ、ナッツ類などを常備して活用してみてください。また、すりごまやかつおぶし、海苔などの乾物もマストアイテム。冷凍ブロッコリーやほうれん草などを電子レンジで加熱して、しょうゆと一緒に和えるだけで簡単に隙間埋めおかずが完成します。
かめ代。 ― kameyo ―
料理家。お弁当愛好家。ライフスタイルマガジン「朝時間.jp」にて、2015年5月から「お弁当レッスン」を連載中。メディアで紹介したお弁当おかずは700レシピを超える。企業や学校など多くの場で「お弁当作りの基本の教室」も行っている。毎日の料理の負担を減らす「心が楽になる」レシピ作りが得意。著書に『お弁当は野菜のおかず作りから』、『忙し女子のための料理上手になる らくちん弁当』(ともにイカロス出版)他多数。
かめ代。 kameyo
料理家。お弁当愛好家。ライフスタイルマガジン「朝時間.jp」にて、2015年5月から「お弁当レッスン」を連載中。メディアで紹介したお弁当おかずは700レシピを超える。企業や学校など多くの場で「お弁当作りの基本の教室」も行っている。毎日の料理の負担を減らす「心が楽になる」レシピ作りが得意。著書に『お弁当は野菜のおかず作りから』、『忙し女子のための料理上手になる らくちん弁当』(ともにイカロス出版)他多数。