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ひとことジャーナル
体調に合わせた成分と飲み方 体を整えるミネラルウォーターの選び方 体調に合わせた成分と飲み方 体を整えるミネラルウォーターの選び方

日常生活でだるさや疲れを感じやすかったり、頭痛や髪がぱさつく、足がつるなどの症状に悩まされたりすることはありませんか?それは水分不足、あるいはミネラル不足によるものかもしれません。普段飲んでいる水を少し見直してみるだけで、そのような症状を改善できる可能性があります。体調に合わせた水の選び方や正しい飲み方を知り、もっと生き生きとした毎日を過ごしてみませんか。


全身の健康保つ水

人間の体の半分以上を占めている水。血液はもちろん、脳や心臓といった命をつかさどる臓器や、神経、内分泌系、そして皮膚、骨などあらゆるところに存在しており、全身の健康や美容に大きく関わっています。十分に水を摂取できていないと、めまい(起立性低血圧)や肌荒れ、肌の弾力性の低下、集中力低下などの症状が現れることもあります。

人間の体の半分以上を占めている水。血液はもちろん、脳や心臓といった命をつかさどる臓器や、神経、内分泌系、そして皮膚、骨などあらゆるところに存在しており、全身の健康や美容に大きく関わっています。十分に水を摂取できていないと、めまい(起立性低血圧)や肌荒れ、肌の弾力性の低下、集中力低下などの症状が現れることもあります。

ミネラルの大切さ

ミネラルは、五大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル)の一つにも数えられ、体にとって欠かせない重要な栄養素です。細胞や臓器の活動を助けたり、骨や歯のもとになったりと、体内でさまざまな働きをしています。

しかし、ミネラルは体の中で合成できない成分なので、食物や飲料で摂取する必要があります。さらにミネラルは単体では体に吸収されにくいため、いくつかの種類がバランスよく含まれていることが重要です。ミネラルウォーターはミネラルがバランスよく含まれているものが多く、その上ノンカロリーで摂取できるというところが魅力です。

ミネラルウォーターの成分

ミネラルは、五大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル)の一つにも数えられ、体にとって欠かせない重要な栄養素です。細胞や臓器の活動を助けたり、骨や歯のもとになったりと、体内でさまざまな働きをしています。

しかし、ミネラルは体の中で合成できない成分なので、食物や飲料で摂取する必要があります。さらにミネラルは単体では体に吸収されにくいため、いくつかの種類がバランスよく含まれていることが重要です。ミネラルウォーターはミネラルがバランスよく含まれているものが多く、その上ノンカロリーで摂取できるというところが魅力です。

ミネラルウォーターの成分
ミネラルウォーターに含まれるさまざまな成分 ミネラルウォーターに含まれるさまざまな成分

天然の湧き水であるミネラルウォーターは、温泉地によって泉質が異なるように、採水地によって水質が異なります。

例えば、カルシウムやマグネシウムは筋肉の収縮運動に関係しているミネラルなので、これらを多く含む(硬水)には、筋肉痛や足がつりやすいなどの症状の改善効果が期待できます。また、この二つは神経にも関係があるミネラルなので、ストレスを多く感じる時は意識的に摂ることで、気持ちを和らげることにつながります。

軟水は、カルシウムやマグネシウムの含有量が少なく、他の成分を邪魔しないので、薬を飲むときや、赤ちゃんのミルクを溶かすとき、青汁やプロテインなどを溶かすときに適しています。

胃酸が出にくいという人や便秘が気になる人は、炭酸が入ったミネラルウォーターを飲むのがおすすめです。適量(100ml程度)を少し冷たくして食前に飲むとよいでしょう。炭酸が胃腸を刺激し、胃酸が出やすくなり消化を助けてくれます。ただし、炭酸が入っていない水の場合は食事の直前に飲むと胃液が薄まり、消化の妨げになるので注意しましょう。

また、最近話題となっているシリカは、骨や皮膚、髪など全身に含まれる成分で、骨密度をあげたり、皮膚や髪のハリをよくしたりする効果が期待されています。

皮膚や髪のハリ
効果的なミネラルウォーターの飲み方 効果的なミネラルウォーターの飲み方

ミネラルウォーターはあまり冷やさず、一日1.5L〜2Lを8〜10回ぐらいに分けて飲みましょう。1回あたり、180〜200ml程度が目安です。

まず始めたいのは、朝一番にコップ一杯の水を飲むこと。起きてすぐに飲水することで、就寝時に汗をかいて高まった血液濃度が正常になり、血液循環が良くなると、胃腸の動きも活発になります。

夏の暑い時期にはキンキンに冷えた水が飲みたくなることもありますが、飲み方には要注意。屋外など気温が高いところにいる間は冷たい水を飲んでもよいですが、過度に冷たい水は体の代謝を下げてしまい、冷えやむくみにつながります。一旦冷房の効いた部屋に入ったら、冷たい水は控えるようにしましょう。むくみやすい方は、季節や状況を問わず冷たい水は避け、常温か白湯にして飲むのがおすすめです。

また、運動や入浴の前後は特に意識的な飲水が必要です。

水だけで飲みづらい場合には、輪切りにしたフルーツやハーブなどを入れても構いません。ペットボトルや水筒は、一度口をつけると口内の雑菌が入ってしまうので、一日で飲み切るようにしましょう。

ミネラルウォーターの飲み方
山中 亜希

山中 亜希    ―  aki yamanaka   ―

professional
profile

2004年、イタリアにてアクアソムリエの資格を取得。2008年より、アクアソムリエを養成するミネラルウォーターの専門スクール「AQUADEMIA」を開校し、校長に就任するとともに、ミネラルウォーター専門店「AQUA STORE」のディレクターとしても活動。ミネラルウォーターの正しい知識・情報を広めるために、セミナーや講演、企業へのコンサルティング業務などを行っている。

山中 亜希

山中 亜希 aki yamanaka

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2004年、イタリアにてアクアソムリエの資格を取得。2008年より、アクアソムリエを養成するミネラルウォーターの専門スクール「AQUADEMIA」を開校し、校長に就任するとともに、ミネラルウォーター専門店「AQUA STORE」のディレクターとしても活動。ミネラルウォーターの正しい知識・情報を広めるために、セミナーや講演、企業へのコンサルティング業務などを行っている。