四国各地には、さまざまな魅力を持った「e」場所があります。
そこは、電気(electricity)を
うまく活用している場所でもあります。
その気になるポイントを訪ねる「eしこく探訪」。
隠れた魅力のヒミツに迫ります。
四国各地には、さまざまな魅力を持った「e」場所があります。
そこは、電気(electricity)を
うまく活用している場所でもあります。
その気になるポイントを訪ねる「eしこく探訪」。
隠れた魅力のヒミツに迫ります。
四国各地には、さまざまな魅力を持った「e」場所があります。そこは、電気(electricity)をうまく活用している場所でもあります。その気になるポイントを訪ねる「eしこく探訪」。隠れた魅力のヒミツに迫ります。
香川県の北西部、四国霊場第75番札所・善通寺から徒歩約10分の距離に、四国学院大学があります。同大学は1949年(昭和24)、リベラル・アーツ・カレッジ四国基督教学園としてスタート。以来半世紀以上にわたり実践力を重視した教育と、社会福祉の現場に数多(あまた)の卒業生を輩出していることから「福祉の四学」と呼ばれています。
キリスト教の教えに基づいて設立された同大学のキャンパスには、建学憲章に定めた人格の尊厳、自由、奉仕の精神が息づいています。
学内には、車椅子用駐車場、多目的トイレ、点字付き手すり、点字プレートが設置されています。また、聴覚障がいのある学生に講義の内容をノートやパソコンを使って文字で伝える「ノートテイク・サービス」や身体に障がいのある学生に学内移動やノートの代筆をサポートする「アテンダント・サービス」など、学生の支援も積極的に行っています。
2019年(令和元)、同大学は創立70周年を迎え、記念事業として新たな施策に取り組みました。
同大学の最大の特色「メジャー制度」の再編成・拡充もその一つです。2010年(平成22)に導入された「メジャー制度」は、学部の枠を超え、幅広い専攻分野から選択できる制度。再編成・拡充によって、より多くの可能性を見出すことができるようになりました。
昨年には、男女合わせて160人収容可能な「マグノリア学寮」が誕生。最新の音響・照明設備を完備した多目的大空間「アトリウム コイノス」も完成し、併設の食堂「カフェテリア コイノス」はリニューアルオープンしました。二つの「コイノス」は別空間ですが、普段は仕切りを取り払うことで広々とした食事スペースとして使われています。
「カフェテリア コイノス」は、学外にも開かれた食の空間です。一般のお客さまがまず驚くのは、券売機に表示されたメニューの価格。特製カレー330円、鶏からランチ390円、日替わりランチはご飯に味噌汁、小鉢も付いて450円。価格、質・量ともに申し分ありません。
「カフェテリア コイノス」の厨房では、「マグノリア学寮」の寮生の朝・夕食も賄っており、全学生の食堂として、朝、昼、夜、カフェタイムと多彩なメニューを提供しています。
「若い人たちの健康や体力を考慮して1週間のメニューを考えるのは大変。同じメニューの繰り返しだと、食べる楽しみがなくなりますしね。学生にとって、ここは勉強の合間に一息つける場。来ることを楽しみにしてほしいですね」と厨房の責任者・河田奈緒さん。「一度に大勢の学生さんが押し寄せるので、大量の料理を効率よく提供する必要があります。100食分が一度に入る湿温蔵庫が2台あるのも心強いですね。温かい料理を最適な状態で出すことができます。オール電化の導入で手間も省けて大助かりです」とスタッフの安西千晶さんの声も弾みます。
この他、電化厨房に欠かせないスチームコンベクションオーブンとIHクッキングヒーターはもちろん、調理後の料理を保温する「ウオーマー」や自動で計量・洗米できる「洗米ロボ」、電気ゆで麺器、アイスメーカー、食洗器なども導入されています。
電化厨房の導入で、夏でも暑い思いをすることのなくなったオープンキッチンは、学生たちの胃袋を満たすため、終日フル稼働しています。
住所 |
香川県善通寺市文京町3-2-1 |
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電話番号 | 0877-62-2111㈹ |
URL | https://www.sg-u.ac.jp |