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碧(あお)の雫(しずく)

「碧(あお)の雫(しずく)」

佐々木 誉斗 Takato Sasaki

2022年制作 高さ21.5×横21.3×奥行21.8㎝ 陶芸 磁器

この作品全体を覆う玉薬(たまぐすり)の上絵付けは、単に飾りを意図したものではありません。瑞々しい碧色の濃淡が形を際立たせると共に、集合体として視覚的なリズムやパターンを創り出す、造形要素として捉えた表現です。素材に触れ、技術を駆使することで新たに得られた自らの感覚を、造形思考に結び付けていく。そうした意識のもとで制作と向き合っています。

佐々木 誉斗
香川県出身。香川県立三木高等学校卒業。
ロンドン芸術大学卒業。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士課程修了。
東京藝術大学大学院博士後期課程修了、博士(美術)。
2014年度よんでん文化振興財団奨学生。

詳細情報

受賞 2021年 香川県文化芸術新人賞
美術展 2023年 香川県文化芸術新人賞展
2月4日(土)~2月19日(日)香川県文化会館
備考 広島県在住。安田女子大学造形デザイン学科助教
URL http://www.takatosasaki.com/

「ふるさと美術の森」 では、よんでん文化振興財団の顕彰者や奨学援助を受けた芸術家の作品を紹介しています。

よんでん文化振興財団は、四国地域における芸術文化の向上に協力し、真に豊かでゆとりのある地域社会の実現を願って、1991年に四国電力が設立した財団です。奨学援助、顕彰、コンサート・美術展の開催などの事業活動を行っています。