四国電力送配電は、総務省四国総合通信局からローカル5Gの実験試験局免許を取得し、 2022年10月より電力設備保全業務の高度化に向けたローカル5Gの実証実験を実施しています。
今回は、その実証実験についてご紹介します!


5Gとは「第5世代移動通信システム」のことで、携帯電話などに使われる次世代通信規格の5世代目のこと。ローカル5Gは、携帯電話事業者による全国向け5Gサービスとは異なり、免許制により企業や自治体などが、自らの建物や敷地内(ローカル)で独自の安定した無線環境を構築し、利用する新しい枠組みのことを意味します。


大きく3つの特長があり、幅広い分野での活用が期待されています。




同時に接続できる端末を飛躍的に増やせ、さまざまなデータを取得できます。




ローカル5Gの特長を活かし、カメラやセンサなどから得られる膨大なデータを活用することで、現場に行かなくても電力設備の状態が手に取るように分かります。
巡視や点検作業などの、電力設備保全業務の高度化が期待できます。













平松 秀太(ひらまつ しゅうた)
実証実験にあたり、四国総合通信局への申請や現地工事などさまざまな対応が必要でしたが、無事実証を開始することができて安心しています。これからは実業務でどのように活用できるかなど、更に深掘りした検証に取り組んでいきたいです。
実証実験を通じて得られる知見を活かし、ローカル5Gなどの無線通信技術を幅広いシーンで活用することを目指します。
四国電力送配電はこれからもさまざまな取り組みを行い、電力設備保全業務の高度化を図り、引き続き電力の安定供給に貢献してまいります。