四国の西端にある日本一細長い半島として知られる佐田岬半島。半島を横断する国道197号は宇和海と瀬戸内海を見渡せる絶景のドライブルートです。このルート上にあった四国初の道の駅「瀬戸農業公園」が増改築され、2023年(令和5)8月5日に「伊方町文化交流施設 佐田岬半島ミュージアム」としてオープンしました。
2階の博物館ゾーンでは、伊方町が所有する約2万3,000点の民俗・歴史・考古・美術などの貴重な資料を集約展示。地域の偉人の活躍や郷土の姿を映像で分かりやすく紹介しています。また、オープン前にはSNSを通じて、半島の石垣を形成するアオイシ(緑色片岩)や、ナウマンゾウと思われる骨など、佐田岬半島の「宝」について先行配信。観光客だけでなく地元の人にも、改めて郷土の魅力を再発見してもらえる場になっています。
1階の物販スペースでは藍染めなどを販売。軽食をとれる2階の喫茶室では、ベーグルや焼き菓子なども購入できます。屋上の展望広場からは、美しい半島の景観が楽しめます。