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ひとことジャーナル
正しいケアでツヤピカに 美肌への第一歩! 肌タイプ診断 正しいケアでツヤピカに 美肌への第一歩! 肌タイプ診断

肌の悩みは「乾燥しやすい」「ニキビが頻繁にできる」など、人によってさまざま。改善したいけれど、どんなケアが自分に合っているのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。間違ったケアを続けていると、状態が悪化する場合も。肌タイプ診断で改めてチェックし、日々のお手入れをより効果的にしてみましょう。


肌タイプをチェックしてみよう 肌タイプをチェックしてみよう

肌タイプは、水分量と皮脂量によって主に以下の4つのタイプに分類されます。

普通肌(ノーマルスキン)

水分量が多く、皮脂量が少ない状態。
一般的に肌トラブルになりにくい肌タイプです。

脂性肌(オイリースキン)

水分量も皮脂量も多い状態
うるおいや弾力はありますがベタつくことも多いです。

脂性乾燥肌(インナードライスキン)

水分量が少なく、皮脂量が多い状態。
ニキビなどの肌トラブルになりやすいことも。

乾燥肌(ドライスキン)

水分量も皮脂量も少ない状態。
冬など乾燥する季節には粉が吹くこともあります。

※Tゾーンのみ脂性肌であるなど、部位によって状態が異なる場合は混合肌(コンビネーションスキン)と呼ぶこともあります。

肌タイプ診断 セルフチェック
5点 3点 1点
洗顔後何もせずに
20分置くと肌は…
テカる テカりも
つっぱりもしない
つっぱる
昔からニキビが… よくできる たまにできる あまりできない
保湿はさっぱり系と
しっとり系、好みは…
さっぱり系 どちらも使う しっとり系
洗顔後何もせずに20分置くと肌は…
5点 テカる
3点 テカりもつっぱりもしない
1点 つっぱる
昔からニキビが…
5点 よくできる
3点 たまにできる
1点 あまりできない
保湿はさっぱり系としっとり系、好みは…
5点 さっぱり系
3点 どちらも使う
1点 しっとり系

合計得点が
13点以上… 脂性肌 の可能性
9〜11点… 脂性乾燥肌 の可能性
5〜7点… 普通肌 の可能性
3点… 乾燥肌 の可能性

まずは基本のケアをおさらい まずは基本のケアをおさらい

肌タイプに関係なく、スキンケアの基本は洗顔、保湿、UVケアの3つです。まずは最もベーシックな普通肌のケアを確認しましょう。

普通肌(ノーマルスキン)

朝、夜とも行いましょう。
日焼け止めやメイクアップをしている場合は、クレンジング料と洗顔料でのダブル洗顔を推奨します。

季節に合わせて、さっぱりしたものやしっとりしたものを
使い分けるといいでしょう。

上記にアレンジを加えたものが、他の肌タイプのスキンケア方法となります。また、UVケアは肌タイプや季節に関係なく、基本的に毎日行うようにしましょう。

その他の肌タイプ別 おすすめのスキンケア その他の肌タイプ別 おすすめのスキンケア

普通肌の基本ケアをベースに、自分の肌タイプに合ったケアを取り入れてみましょう。

脂性肌(オイリースキン)

朝、夜とも洗顔料を使いましょう。
肌に残った皮脂は時間とともに酸化し、炎症の原因となる過酸化脂質になります。日中は皮脂をあぶらとり紙などでこまめにオフしましょう。

油分はなるべくカットした方がベター。
また、いくつも保湿アイテムを塗り重ねる必要はありません。

おすすめの成分
皮脂の分泌を抑制するビタミンC、レチノール、ナイアシンアミドなど。 おすすめの成分
皮脂の分泌を抑制するビタミンC、レチノール、ナイアシンアミドなど。

脂性乾燥肌(インナードライスキン)

朝、夜とも洗顔料を使いましょう。
このタイプにはニキビになりやすい方も多いため、脂性肌と同様のケアがおすすめです。

特に重要です。ただし、油分の多いものはニキビのリスクがあるため、
「ノンコメドジェニック」と表記のあるものを選ぶといいでしょう。

ノンコメドジェニック 皮脂で毛穴が詰まった状態「コメド(面ぽう)」が発生しにくいように作られている化粧品のこと
おすすめの成分
肌の中で水分を蓄えるヒアルロン酸、保湿効果が高いセラミドなど。また、ナイアシンアミドは皮脂を抑えつつセラミドの産生を促す効果があるため特におすすめです。 おすすめの成分
肌の中で水分を蓄えるヒアルロン酸、保湿効果が高いセラミドなど。また、ナイアシンアミドは皮脂を抑えつつセラミドの産生を促す効果があるため特におすすめです。

乾燥肌(ドライスキン)

朝、夜とも行いましょう。
冬の朝などはぬるま湯のみでも問題ないでしょう。

口や目の周りなど特に乾燥しやすい部位は、
乳液などの上からワセリンを重ねるといいでしょう。

おすすめの成分
肌の中で水分を蓄えるヒアルロン酸やグリセリン、セラミドなど。さらに、ワセリンを組み合わせると保湿効果が高まります。 おすすめの成分
肌の中で水分を蓄えるヒアルロン酸やグリセリン、セラミドなど。さらに、ワセリンを組み合わせると保湿効果が高まります。

肌タイプは、あくまで一つの目安であり、相性のいい化粧品や成分は使う方によって異なります。ただ、やみくもにスキンケアを行うよりも自分の肌タイプを把握しておくことで失敗は少なくなります。ぜひ参考にしてみてください。

小林 智子

小林 智子    ―  tomoko kobayashi   ―

professional
profile

皮膚科専門医・医学博士。日本医科大学卒業後、名古屋大学大学院皮膚病態学にてアトピー性皮膚炎について研究。2015年よりNorthwestern大学ポストマスターフェローとしてアトピーなど小児皮膚科の臨床研究に従事。食事と健康に関してレシピや情報などを医学的な立場から発信する「ドクターレシピ」の監修を行う。プライベートでは男の子3人のママ。
YouTube「こばとも先生のスキンアカデミー」 https://www.youtube.com/@kobatomo_skin_academy

小林 智子

小林 智子 tomoko kobayashi

professional
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皮膚科専門医・医学博士。日本医科大学卒業後、名古屋大学大学院皮膚病態学にてアトピー性皮膚炎について研究。2015年よりNorthwestern大学ポストマスターフェローとしてアトピーなど小児皮膚科の臨床研究に従事。食事と健康に関してレシピや情報などを医学的な立場から発信する「ドクターレシピ」の監修を行う。プライベートでは男の子3人のママ。
YouTube「こばとも先生のスキンアカデミー」 https://www.youtube.com/@kobatomo_skin_academy