「ESG」という言葉をご存じでしょうか。
四国電力グループでは、事業活動を通じてサステナビリティ(持続可能性)を高めるため、「ESG」のさまざまな取り組みを進めています。
今回はその取り組みの一部をご紹介します!


『Environment(環境)』・『Social(社会)』・『Governance(ガバナンス)』の頭文字をとった言葉で、企業が事業活動を行う上で重要とされるキーワードです。
企業が安定的・長期的に成長するためにはこの3つが深く関わっており、企業の価値を見極めるための一つの“ものさし”となっています。
似たような言葉で「SDGs」というものがありますが、こちらは『Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)』の略称で、国連持続可能な開発サミットで採択された国際社会共通の目標のこと。いずれも持続可能な社会を目指すという点で共通しています。


地球のため、地域のため、未来のため、気候変動対策や環境保全活動に積極的に取り組んでいます。
また“電源の低炭素化・脱炭素化”と“電気エネルギーのさらなる活用”の推進を通じて、2050年のカーボンニュートラル実現に挑戦します。
火力発電所で発生する石炭灰を、セメント原料やコンクリート混和材などとし、道路やダムなどに活用しています。

(出典:NEXCO西日本「E55徳島南部自動車道 徳島JCT~徳島沖洲IC」)
大気汚染の防止のため、火力発電所では、硫黄分の少ない燃料の使用や、排煙脱硫装置の設置などの対策を行っています。

再生可能エネルギーの拡大に取り組んでいます。国内外で2030年度までに50万kW、2050年度までに200万kWの新規開発を目指しています。


ダイバーシティの推進や人権に配慮した資材調達活動を行うほか、「地域と共に生き、地域と共に歩み、地域と共に栄える」という企業理念のもと、地域共生や地域活性化に取り組んでいます。
伊方発電所では、関係自治体に正常状態以外の全ての事象をお知らせする仕組み(えひめ方式)を導入し、原子力情報の積極的な公開と対話活動を行っています。

未来を担う子どもたちへのエネルギー教育として、小中学校での出前エネルギー授業や発電所の施設見学会を実施しています。

他企業・団体とともに「四国家サポーターズクラブ」を設立しイベントを実施するなど、地域の賑わいづくりに取り組んでいます。


健全な経営を行うための企業統治体制の強化や、株主や投資家の皆さまとの対話を通じた経営の透明性向上、コンプライアンス推進などに取り組むことで、持続的な企業価値の向上を図ります。

