高知自動車道南国ICより車で約25分。「龍河洞」は、国の史跡・天然記念物に指定される「日本三大鍾乳洞」の一つです。2019年(令和元)、洞内のライトアップに加え、大型プロジェクションマッピングを演出しWi-Fi環境も整備。周辺にもショップやレストランが併設され、家族で楽しめる「新・龍河洞」に生まれ変わりました。
山頂付近の盆地にたまった雨水が、約1億7500万年の歳月をかけて創り出した鍾乳洞の全長は約4㎞。そのうち約1㎞が多彩な鍾乳石をゆっくり楽しめる「観光コース」になっています。高さ11mの巨大石柱や滝もある神秘的な洞内。約2000年前の弥生人の土器が石灰華(せっかいか)に包まれて鍾乳洞と一体化した「神の壺」は、貴重な学術的史料として必見です。
事前予約制ですが、ヘッドライトで岩間を進む「冒険コース」や、地下水の流れを感じながら歩む「西本洞コース」もあり、本格的なアドベンチャーを体験できます。