10月10日は「目の愛護デー」。皆さんは目を大切にできていますか?「スマホやパソコンを長時間見ていると、夕方には目がショボショボ…」「最近、まぶたがピクピクする」という方は要注意です。放置すると、全身に影響が及ぶ可能性も。そこで今回は、日々酷使している“目”を労わるセルフケア方法を、眼科医が伝授します。

目が疲れる主な原因は、スマホやパソコンの長時間使用です。同じ姿勢を続けると、筋肉が緊張して血流が滞り、目に負担がかかります。また、画面を凝視するため、まばたきの回数が減り、ドライアイになりやすい傾向もあります。加えて、老眼鏡の不具合、ストレス、加齢による視力の低下も影響します。
「疲れ目」と「眼精疲労」は混同されがちですが、実は別のもの。目の不快感が一晩の休息で改善すれば「疲れ目」、改善しなければ「眼精疲労」の可能性があります。眼精疲労は目の疲れに加え、頭痛や肩こり、吐き気、全身の疲労感などの症状を引き起こすことも。慢性的な眼精疲労へ進行させないために、早めの対処が大切です。



現代人は、目を知らず知らずのうちに酷使しています。しかし、日々の生活で目を使わないというのは難しいもの。
毎日のちょっとしたセルフケアで、目の健康をキープしていきましょう。






目は、私たちの暮らしの中で多くの情報を受け取り、日々の活動を支えてくれる大切な存在です。目の疲れを軽視せず、こつこつとセルフケアを続けることで、目の健康はもちろん、全身の不調やストレスの軽減につなげていきましょう。
平松 類rui hiramatsu
眼科専門医・医学博士。筑波大学附属駒場高等学校、昭和大学医学部卒業。多くの著書などメディアを通じて、分かりやすい医療情報の発信を積極的に行い、人々の健康増進に努めている。YouTubeでは「眼科医平松類チャンネル」を開設しており、登録者数は30万人を超える。
https://www.youtube.com/@hiramatsurui




平松 類 rui hiramatsu
眼科専門医・医学博士。筑波大学附属駒場高等学校、昭和大学医学部卒業。多くの著書などメディアを通じて、分かりやすい医療情報の発信を積極的に行い、人々の健康増進に努めている。YouTubeでは「眼科医平松類チャンネル」を開設しており、登録者数は30万人を超える。
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