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四国電力が発行する広報誌

プロムナード

DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けて
~ エネルギーとデジタルで未来を創造 ~

四国電力グループでは、エネルギーとデジタルで未来を創造することを目指し、グループ一丸となって積極的にDXを推進しています。
今回はその具体的な取り組みを、DXの主体である「人」とともにご紹介します!

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を活用し、生活やビジネスを変革すること。四国電力グループでは、DXを「デジタル技術とデータを活用しビジネス全般を変革すること(BX by「D」)」と定義し、ビジネスモデルや組織風土、従業員マインドなどの変革を通じて、競争力の強化と新たな価値の創造を目指しています。

四国電力グループの “DX取り組み方針”

BX by「D」

DXを支えるのは「人」

四国電力グループのDXは、社員一人ひとりが主役となって進めています。発電や送配電といった技術系の部門だけでなく、営業やバックオフィスなど、さまざまな部門がそれぞれの目標やロードマップを定めDXに取り組んでいます。
また、社内にはBX推進室を設置し、DXに前向きに取り組む人材の育成や挑戦を後押しする風土づくりとともに、各部門の課題整理や業務プロセスの効率化・高度化を支援しています。さまざまな取り組みの中でも、今回は「発電」分野におけるDXの取り組みをご紹介します!

ホームページでも詳しく紹介しています。
https://www.yonden.co.jp/corporate/dx/

取り組みの一部をご紹介!

火力発電所

火力発電所では、プラントの温度や圧力などの運転データを解析し、設備異常の有無を監視していますが、運転員の経験値の差により、異常検知に係る時間や精度にばらつきが生じる恐れがあり、課題となっています。
そこで、蓄積した運転データとAI・センサーを組み合わせて、設備異常を早期に検知する仕組みの導入を進めています。

蓄積した運転データとAI・センサーを組み合わせて、設備異常を早期に検知する仕組み
坂出発電所 発電課 藤本 新市(ふじもと しんいち)
坂出発電所 発電課 藤本 新市(ふじもと しんいち)

「火力発電所の運転データを活用したAIモデルの考案・作成を担当しました。運転員へのヒアリングやトラブル実績の調査を通じて必要なデータを精査し、AIモデルに反映することで、設備異常を早期に把握する仕組みを構築しました。従来の運転監視にデジタル技術を掛け合わせることで、異常の早期発見を実現し、より一層、安全・安定運転へ貢献することを目指しています。」

水力発電所

水力発電所のダムで放流する際は、気象庁等の気象情報や自社の観測データ、過去の操作記録などを踏まえて、運転員が流入量を予測し、放流可否を判断しています。
しかし近年は局地的な大雨が増え、予測が複雑になっていることから、AIを用いて数時間先の流入量の変化をより正確に予測できる仕組みを開発し、ダム管理に導入しています。

AIを用いて数時間先の流入量の変化をより正確に予測できる仕組み
再生可能エネルギー部 土木グループ 齋藤 彬郎(さいとう あきお)
再生可能エネルギー部 土木グループ 齋藤 彬郎(さいとう あきお)

「台風やゲリラ豪雨などによる急激な流入量の変化に対して、予測精度を高めることが最大の課題でしたが、AIモデルの改良を重ね、最適化することにより解決しました。本システムが当社のダム管理や貯水池運用に貢献し、より安全で効率的な水力発電所の運用を支える基盤となることを期待しています。」

BX推進室

BX推進室 左から田中 和也(たなか かずや)・遠山 泰弘(とおやま やすひろ)・中村 悠人(なかむら ゆうと)
BX推進室 左から田中 和也(たなか かずや)・遠山 泰弘(とおやま やすひろ)・中村 悠人(なかむら ゆうと)

「電力事業を取り巻く環境が大きく変化する中、当社はその変化に的確に対応しながら、今後も地域の発展と、お客さまの快適・安全・安心な暮らしに貢献していきたいと考えています。DXを積極的に推進し、現場の知恵とデジタルの力を組み合わせることで、既存事業の効率化を図るだけでなく、新たな事業やサービスの創出にも挑戦し、次の時代にふさわしい価値をお客さまへお届けしていきます。」