ライトアンドライフWeb

四国電力が発行する広報誌

ひと・ことジャーナル

おいしく備える パッククッキングレシピ

毎年8月30日~9月5日は「防災週間」。この機会に、“もしも”への備えを見直しませんか? 被災時、食事は心と体を支える大切な要素です。今回は、いざという時にも心強い「パッククッキング」という調理法を用いたレシピをご紹介します。身近な食材で簡単に作れるので、普段から取り入れて慣れておくと安心です。

パッククッキングとは?

耐熱ポリ袋に食材と調味料を入れて湯せんする調理法です。手順は、①食材を切る、②耐熱ポリ袋に食材と調味料を入れて混ぜ合わせる、③空気を抜いて口を上の方で結び、沸騰を保ちながら指定時間湯せんする、という3ステップ。鍋一つで主食・主菜・副菜を同時に作ることができ、時短・洗い物削減・油不使用でヘルシーな上、食材のうまみも逃しません。少ないエネルギーや調理器具で冷蔵庫の食材を調理できるため、いざという時にも日常食に近いメニューで心と体の健康を支えます。

パッククッキング

袋で作る基本の白ごはん

まずは基本の白米の炊き方を身に付けましょう。自分好みの固さに炊けるか挑戦してみてください。

袋で作る基本の白ごはん

材料(茶碗1杯分)

作り方

  1. 耐熱ポリ袋に白米と水を入れて袋の空気を抜き、口を上の方で結ぶ。
  2. 時間があれば、20分程度浸水する。
  3. 鍋に水を入れ沸騰させる。鍋底にポリ袋が触れるのを防ぐため耐熱皿を敷き、1を入れ約25分沸騰を保ちながら湯せんする。
  4. 時間があれば、5~10分蒸し時間をとる。

Point

白米は無洗米でなくてOK。
気になる方は袋に入れてすすいでから使いましょう。

具だくさんの主菜とデザート

栄養満点の主菜とデザートも手軽に完成。簡単なので、お子さんと一緒に作ってみてもいいですね。

夏野菜のオイスターソース煮

夏野菜のオイスターソース煮

材料(2~3人分)

作り方

  1. 食材をすべて一口サイズに切る。
  2. 耐熱ポリ袋に1と片栗粉を入れて混ぜ合わせる。
  3. 調味料をすべて加えて混ぜ合わせ、袋の空気を抜き、口を上の方で結ぶ。
  4. 鍋の水が沸騰したら鍋底に耐熱皿を敷き、3を入れ約25分沸騰を保ちながら湯せんする。火の通りが足りなければ、湯せん時間を追加する。

Point

片栗粉を先に食材に合わせることで調味料がダマになりません。

バナナ蒸しケーキ

バナナ蒸しケーキ

材料(3~4人分)

作り方

  1. 皮をむいたバナナを耐熱ポリ袋に入れてつぶす。残りの食材をすべて加えて混ぜ合わせる。
  2. 棒状になるように生地を整える。袋の空気を抜き、口を上の方で結ぶ。
  3. 鍋の水が沸騰したら鍋底に耐熱皿を敷き、2を入れ約30分沸騰を保ちながら湯せんする。火の通りが足りなければ、湯せん時間を追加する。
  4. 出来上がったら、巻きすやタオルを使い、温かいうちに形を整える。

Point

ヨーグルトを同量の牛乳や豆乳に変えたり、チョコレートを入れたりしてもOK!

Professional
池田 奈央 nao ikeda

池田 奈央
Profile
「一般社団法人パッククッキング協会ジャパン」代表理事。野菜ソムリエプロ。香川県在住。「すべての人が『作って食べられる』幸せな社会に」を協会理念に掲げ、パッククッキングを通じて“食”の側面から社会課題解決に取り組む。レシピ考案をはじめ、全国での講師育成やセミナー・イベント開催などにも力を入れている。
Webサイト
https://packcook-j.com/