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ひと・ことジャーナル
賢く使って暮らし上手に やさしい生成AI活用術
近年急速に普及し、よく耳にするようになった「生成AI」。「気になるけど難しそう」「どう使えばいいか分からない」と感じていませんか。実は生成AIは、家事のサポートや調べ物、アイデア出しなどに活用でき、暮らしを少し楽にしてくれる身近な存在です。今回は、生活にすぐ役立つ使い方をご紹介します。
生成AIの基本と、安心して使うための心得
生成AIは、質問や指示をもとに新しい提案などを回答する技術で、入力内容に合わせて瞬時に返答するスピード感が特徴。初心者向けのサービスとしては、例えば「ChatGPT」や「Google Gemini」が挙げられます。パソコンなどの検索欄にサービス名を入力して開くか、スマートフォンに専用アプリを入れて利用します。回答には誤りがあることもあるため、医療・お金・契約といった内容の場合には、信頼できる情報と照らし合わせましょう。氏名や住所などの個人情報は入力しないよう注意が必要です。
暮らしに役立つ活用術
家事編
献立を決めるなど、家事は小さな判断の積み重ね。その判断を効率よく進めるために、生成AIがサポート役として機能します。
例えば、こんなとき:夕食の献立が決まらない…。お弁当のおかずも用意しないと!
- 指示例
「冷蔵庫に①卵、キャベツ、豚こま肉があります。②20分以内で作れる夕食のおかずを3つ提案してください。③小学生でも食べやすく、明日のお弁当にも使えるものを希望します。④足りない食材も教えて」 - 回答例
「豚こまとキャベツの甘辛炒め」「キャベツ入り卵焼き」など、子ども向けの味付けやお弁当への使いやすさも含めて提案。「買い足すならミニトマトや豆腐」というように、栄養バランスを整える食材も示してくれます。 - Point
①食材 ②調理時間 ③その他の条件 ④追加食材 を盛り込みましょう。年齢や好み、アレルギー、「ダイエット中」など、さらに情報を加えてカスタマイズもできます。
育児編
子どもへの日々の声かけには、工夫を求められる場面が多いもの。生成AIが、子どもに合わせた伝え方や考え方を提示して助けになります。
例えば、こんなとき:子どもが分数の計算でつまずいている。どんな手助けをするといい?
- 指示例
「小学4年生に、分数の足し算を教えたいです。答えを直接教えるのではなく、考え方のヒントを3つ出してください。保護者が横で行う声かけや、つまずいたときの促し方も教えてください」 - 回答例
「下の数字はピザを何切れに分けたかを示しているよ」「4等分のピースが1個と2個なら全部で何個?」など、子どもが自分で考えやすい説明や、つまずきに寄り添う言葉を提案してくれます。 - Point
「考え方」「ヒント」「声かけ」というキーワードを入れると、実践的な提案になります。
趣味編
楽しみを広げるための情報集めや、アイデア出しが必要なシーン。進め方を整理したり、発想を膨らませたりする役割を生成AIが担ってくれます。
例えば、こんなとき:母と日帰り旅行に行きたい。どこにしようかな?
- 指示例
「出発地を①高松市として、②母と日帰り旅行に行きたいです。③車または電車で④片道1時間半以内、⑤歩き過ぎず、⑥景色と昼食を楽しめる場所を3つ提案してください。混雑しにくい時間帯も知りたいです」 - 回答例
小豆島、琴平、鳴門など、景色・食事・移動のしやすさに合わせた候補地を提案。歩く量や混雑しにくい時間帯、昼食の取りやすさも比べられるので、無理のない計画を立てやすくなります。 - Point
旅行では、①出発地 ②同行者 ③移動手段 ④移動時間 ⑤歩く量 ⑥楽しみたいこと を伝えるのがコツ。これまでの経験や困りごとも伝えておくと、より具体的な助言が得られます。
生成AIは、暮らしの手間を減らすだけでなく、これまで少し難しく感じていた勉強や趣味のハードルを下げ、楽しみを広げるきっかけにもなります。条件を具体的に伝え、答えを確認しながら、自分らしい使い方を見つけていきましょう。
Professional
安達 恵利子 eriko adachi

- Profile
- 生成AI活用・Webマーケティングコンサルタント。企業、商工会議所、教育機関などで、初心者にも分かりやすい生成AI研修・講演を行う。著書に『はじめての生成AI ChatGPT「超」活用術』(ソーテック社)他。
- Webサイト
- https://miraslabo.com